髪に潤いを与えるのはドライヤーが大事
2022.07.09
皆さん、お風呂入った後はしっかりとドライヤーしていますか?
ドライヤーをしないでエアコンや自然乾燥に頼っていると、実は髪に悪影響を及ぼしてしまいます。
夏場は特に汗をかいてしまうので、お風呂に入る回数が多い方も少なくありません。
今回は、そんなドライヤーについてブログを書いていきましょう。
ヘアドライヤーとは?
ドライヤーの正式名称であるヘアドライヤーとは、髪の毛の乾燥や整髪に使用するための送風機のことを指します。
構造自体は、内蔵されている電熱線で発生した熱をファンによって送りだすようになっており、ボンネットタイプとハンドタイプに大別できます。
我々が普段使用しているドライヤーはハンドタイプですが、ボンネットタイプは頭部から被り、髪を乾かす形になっているのが特徴。
よく、昔の美容院や銭湯などで結構使われてたのですが、最近ではあまり見かけなくなってしまいました。
ドライヤーの風
ドライヤーを使うとき、特に何も考えず一番強い風で乾かしている方も多いと思いますが、ドライヤーの風の種類を使い分けることによって、傷みにくい乾かし方ができます。
強温風
強温風は、シャンプー直後の濡れ髪から全体が80%ほど乾かすまで使用するのがおすすめです。
熱がしっかり出るため、風を分散させながら髪へ温風を当てることが重要。
弱温風
弱温風は、髪の毛全体の80%〜100%まで乾かす際の仕上げや、前髪だけを乾かすときにおすすめです。
熱はあるのですが、風量が弱いためスタイリングする際に髪が散りにくいです。
冷風
冷風はその名の通り、冷たい風で髪を冷やすことができます。
余熱を逃がすことによって、髪の過度な乾燥を防ぎつつ、スタイルをキープすることができます。
ドライヤーの正しい使い方
皆さんが髪を乾かすのに毎日使っているドライヤーですが、正しい使い方をしていますか?
ドライヤーの正しい使い方がわからなくて、普通に使っている方のほうが多いですが、間違った使い方をしてしまうと髪の毛を痛めてしまう原因になります。
こちらでは、より美しい髪の毛を目指すために正しいヘアドライの方法をご紹介していきます。
ドライヤーを掛ける前にタオルドライ
ドライヤーを掛ける前に必要なのが、「タオルドライ」
しっかりとタオルで水気を拭く際に、髪の毛をゴシゴシ強く擦るのはNGです。
根本の方から優しく頭皮をマッサージするように吹くのがポイントです。
タオルドライをしたあとは
タオルドライした後は、洗い流さないヘアトリートメントなどでしっかりと髪の毛のパサツキを抑えましょう。
ヘアトリートメントは、自分の髪に合うものがベストなので、色々な種類のものを試して探してみましょう。
ドライヤーは上、横、後ろから当てる
ドライヤーは、乾かしのムラが起きないように上や横、後ろから当てるのが大事です。
右手だけでドライヤーを持つのではなく、乾かしたい方の手で乾かすと全体にうまく風が行き渡ります。
ドライヤーは同じ場所に当て続けない
同じ場所に温風をずっと当て続けると、その部分が早く乾くイメージがあるかもしれません。
決して間違いではありませんが、温度が高くなりすぎるため、髪の毛が傷んでしまう可能性がありますので、おすすめしません。
手で髪の毛を動かしたり、小刻みに揺らしながら温風がその場所に当たり続けないようにしましょう。
ドライヤーは離して使う
ドライヤーは基本的に10〜15cm程度離して利用しましょう。
結構ドライヤーを近づけて使っている方も見かけますが、ドライヤーが髪の毛に近すぎると熱でダメージを与えてしまう可能性があります。
逆に離しすぎると乾きづらくなってしまうため、10〜15cm程度がベストです。
適度な距離で乾かすことが、キレイな髪を維持する基本です。
手を使って空気を入れる
髪の毛を乾かす時に、髪の毛をクシャクシャして乾かすことありませんか?
実は案外良い方法で、髪の隙間に風を通してあげると早く乾きやすくなります。
細かく説明しますと、内側から髪の毛を持ち上げながら風の通り道を作るイメージで乾かしてみてください。
それによって、熱も適度に逃してくれるため、髪の毛のダメージも少なくなります。
軽く引っ張りながら乾かす
髪の毛は、乾く過程で形が固定されるため、髪の毛を軽く引っ張りながらドライヤーを当てることによって髪のクセが伸びやすくなります。
クセを伸ばすコツは、髪の全体が8割程度乾いた時に行うのがおすすめです。
しかも、仕上げの際に冷風を当てると髪が固まりやすいので、長時間スタイルを保つことができます。
思ったよりも安い?ドライヤーの電気代
自分の髪の毛を乾かすのに必要なドライヤー。
毎日使っていると電気代が高くなるのではないかと思う方もいますが、実際にドライヤーの電気代はどのくらいかかっているのでしょうか?
結果から話すと、「1時間の使用で約12円」かかります。
計算式は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代」で計算されるのですが、1時間は60分なので実際に使う時間が1回5分と考えると、消費電力が500Wでドライヤー使った場合、約1円程度になります。(1kWhの電気代は27円と仮定)
もちろん、ドライヤーの種類や省エネ機能によって変動はしますが、一回1円として考えるとめちゃくちゃ安いですよね。
特に最新式のドライヤーだと多機能でかつ電気代も安いのでご自身の髪の毛を綺麗に保つために最新式のドライヤーを買うのをおすすめします。
節電協力のための節電方法
最近、資源エネルギー庁より節電要請が発表され、世間では節電をする人たちが増えました。
そのため、節電をするために色々な方法をご説明させていただきたいのですが、今回はドライヤーの最も効率の高い節電方法に当てて書いていこうと思います。
ドライヤーは湿気の少ないところで使用する
ドライヤーの節電で最も大事なのは、使用時間を短くすることです。
なので、湿気が最も少ないところで使用することにより、髪の乾きが早まるため節電効果があります。
タオルの活用
家庭の裏技に近いですが、タオルを被ってドライヤーを使うと乾くスピードが早くなります。
乾いたタオルを被ってドライヤーを使うと、髪の毛の水分が蒸発した際に水分がタオルに吸収されて、髪の毛がタオルを被っていない状態よりも早く乾きやすくなります。
ただし、ずっとタオルを被っていると根元が乾きにくくなるため、ある程度乾いたらタオルを外しましょう。
高出力のドライヤーを買う
実は、低出力のドライヤーよりも高出力のドライヤーの方が結果的に電気代は安くなります。
低出力のドライヤーはどうしても風量が弱いため、使用時間が長くなりやすいのですが、高出力のドライヤーは風量が強いため短時間で髪の毛が乾きます。
まとめ
ドライヤーを使用する際に、自分の髪の毛にダメージをあまり与えないようにするには、ドライヤーの使い方を間違えないことが大事なのがわかりましたね。
節電要請もあり、電気代を抑えつつ正しいドライヤーの使い方をするには効率よく使うことがとても大事。
髪の毛に潤いを保ちつつ、電気代を抑えるようにするために、ドライヤーを使う度に今回のブログの内容を思い出していただけると幸いです。