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電動工具の便利さ

2022.11.13

某アニメの主人公にも抜擢されている電動ノコギリ。

ノコギリだけではなく、何かを作る際に利用される電動工具の種類を皆さんは知っていますか?

物を作る方であれば利用することも多いので色々な種類を使ったことがあると思いますが、そんな工具も昔はすべて手動で利用していました。

冒頭ででたノコギリやドライバー、ヤスリなど今では電気を利用したものが多くでているので、作業も早く終わらせることができる便利な世の中ですよね。

今回はそんな電動工具について書いていきましょう。

電動工具の種類

電動工具にはたくさんの種類があります。

ここでは、電動工具の種類とその使い方について書いていこうと思います。

インパクトドライバー

インパクトドライバーはパワーがあり、主に木材を緊結する作業に最適な電動工具です。

通常の回転に打撃を加え、普通に締めるよりもネジ締めができます。

電源自体は充電式のコードレスタイプと、100V電気コードタイプがあるのですが、コードレスタイプに関してはいつでもどこでも使える反面、電池が切れたら使えないという欠点があります。

コード式ですと、電源の確保さえできればパワーがずっと続くのでかなり便利でしょう。

振動ドリル

振動ドリルは普通のドリルと使い方は一緒ですが、軸方向への打撃を加えて前後に振動をしながら回転して穴を開けていきます。

そのため、硬いコンクリートにも穴開けが可能で、固いコンクリートに穴をあける際によく利用されます。

電動丸ノコ

電動丸ノコはノコギリの種類のひとつであり、円盤状の超硬チップの付いた刃を回転させて材料を切断する電子工具です。

電動丸ノコを使うことにより、作業スピードがかなり上がるため大工さん達はほとんどの人が電動丸ノコを利用しています。

他にも直線をきれいに切断する能力に優れており、家具づくりなどに向いています。

ジグソー

ジグソーは某ホラー映画とは全く違うもので、細長いブレードが電動で前後運動してカットしていくノコギリみたいなものです。
スピードもそこまで早くないため、初心者でも使いやすいのがおすすめ。

ブレードの種類も多く、「木材用」「鉄材用」「ステンレス用」「合成樹脂用」「FRP用」と色々な場面で利用することが可能です。

電気カンナ

電動カンナとは鉋(カンナ)という昔から使われている木工用工具を電動工具にしたものです。

鉋は長方形の木製の台に刃を取り付けた工具で、材木等の表面を加工する目的によって利用します。
鉋の使い方によってプロは技術の高さを図ることができ、かなりの達人の場合0.003mmの薄さで削ることができます。

しかし、素人だと安定した厚みで削ることができないと言われていますが、電動カンナを使うことによって、作業効率も高く、素人でも安全に使えます。

チェーンソー

チェーンソーは皆さんも簡単にイメージしやすいと思いますが、電動モーターやガソリンエンジンを原動力として動作する機械です。

材木等をカットする刃が連なった鎖の形をしていて、その刃を高速で回転させることで、効率良く木や竹などを切断することができます。

動力自体はエンジン式・充電式・電源式の3種類から選べるほかにも、形状や安全装置の取り付け場所や重さ、持ち運びのしやすさなどに違いがあります。

ノコギリなどの人力での切断よりも短時間で対象物を切断できるため、かなり便利なのですが、その分取り扱いに注意が必要です。
扱い方を誤ってしまうと、自分だけではなく他人も傷つけてしまうためとても危険な電動工具と言えるでしょう。

電動工具の使用ワット数は種類による?

電動工具の使用電力量ですが、種類によってかなり変わってきます。
例えば先述したインパクトドライバーはおおよそ300〜500Wの使用電力に対して、電動丸ノコは1,000〜1,200Wと大幅に違いがわかると思います。

ですので、実際にどのくらいかかるのかというのは使用したい電動工具によって変動してしまうため、野外での利用は発電機が必要になります。

ポータブル電源や発電機を使おう

野外で電動工具を使う場合は基本的に発電機が必要になります。

プロの大工さんや工事現場の方はしっかりした発電機を使うものが多いのですが、例えばたまにDIYをしたい休日のお父さんなどはポータブル電源などを利用していることが多いです。

ポータブル電源は、スマートフォンなどの充電に使うモバイルバッテリーよりも大容量で長時間使用可能な電池というイメージで問題ありません。

野外でのDIY利用時の他にも、車中泊やキャンプで使われることも多いです。

通常のモバイルバッテリーとは異なり、ACコンセントが付いているため照明やテレビ、パソコンなどの電気製品に利用することもできます。

ちなみに、野外でのDIYを考えている人は、発電機の容量をしっかりと確認するようにしてください。

1000Wほどあれば問題なくスムーズに作業できるでしょう。

発電機の燃料って?

発電機って何を燃料として電気を発生させているのいるのか気になりませんか?

簡単に説明しますと、発電機では主に軽油、ガソリン、ガスを使用します。

この燃料の種類はとても大事で、間違った燃料をいれてしまうと動かないですし、非常に危険なため、必ず対応している燃料を使用しましょう。

発電機と対応する燃料は大きく分けて3つの種類に分けられます

小型発電機

小型発電機はガソリンを利用して使用します。
軽油と比べると音が小さく、電気のない現場などでよく利用されます。

大型発電機

大型の発電機では、軽油を主に使用します。
軽油を使用するため、低燃費かつ長時間の運転が可能なので、メンテナンスもしやすくランニングコストの節約にもなります。

ポータブル発電機

ポータブル発電機はガスを使用します。
ガスはガソリンとは違い、燃料効率も高く排気ガスがあまり臭くありません。
カセットボンベタイプもあるので、利用する発電機を購入する時はしっかりと確認しましょう。

小型発電機とポータブル電源の違い

あまり気にしてない方もいますが、小型発電機とポータブル電源は全く別物です。

発電機はガソリンを使うことが多いため、排気ガスと騒音が発生します。
それにたいして、ポータブル電源は充電タイプが多いため特に騒音が発生することがないため、周りの迷惑になることがほとんどありません。

電動工具を使用する場合、それだけでも騒音になってしまう可能性もありますので、音をあまり出してはいけないところでの作業はあまりよろしくありませんね。

まとめ

電動工具は、普段からDIYする方や現場関係の仕事をする人からすれば非常に便利なモノでしょう。

一昔前はすべて手動で作業していたので、現代では必要不可欠になりつつあります。

そんな楽で便利な電動工具ですが、使い方を誤れば人の命が危険に晒されます。

これが自分だけの被害であればまだしも、作業中に他人を巻き込んでしまう事故を起こした場合、人生取り返しのつかないことになってしまう可能性もあるので、もしも電動工具を利用する方は必ず利用方法を確認して、安全に使用してくださいね。