電気で脱毛!?脱毛にも電気が必要
2022.10.09
皆さんは脱毛をしていますか?
最近では男性でも脱毛をしている人が多く、昔とは違って脱毛するハードルが下がっています。
普段から脱毛をしている人はともかく、脱毛したことがない人からすると「痛いんじゃないの?」と思う方も少なくありません。
今回のブログでは電気脱毛について書いていこうと思います。
脱毛にも種類がある
脱毛の方法にはいくつか種類があります。
脱毛には大まかに「光脱毛」「医療レーザー脱毛」「ニードル脱毛(電気脱毛)」の3種類があります。
ここでは脱毛の種類について細かく書いていきましょう。
光脱毛
光脱毛というのは、特殊なライトを肌に当てて毛根にダメージを与える脱毛方法です。
特殊なライトは毛のメラニン色素に反応するため、毛根だけにダメージを与えるのが従来の方法ですが、最近ではバルジ領域にダメージを与える脱毛方法も登場しています。
バルジ領域というのは発毛の指令を送る組織のことで、その領域を攻撃することによって毛を生えにくくする仕組みです。
基本的に従来の脱毛方法だと毛周期に合わせて施術するため、1〜3ヶ月に一回のペースで通いますが、バルジ領域にダメージを与える脱毛方法の場合、肌の負担を考慮して2週間2一回のペースで通う場合もあります。
光脱毛のメリットとして、肌に優しく他の脱毛方法に比べて痛みが少ないことです。
肌が弱い方や痛いのが嫌な方でも、光脱毛なら大きなダメージを感じることなく脱毛することができるため、脱毛未経験の方でも気軽に始められるメリットもあります。
光脱毛は医療脱毛ではなく美容脱毛の手法なので、医療脱毛よりも脱毛を受けられる場所が多く、お手入れの時間が短いのも特徴の一つ。
また、医療レーザーやニードル脱毛と比べても料金が安めのプランなので、あまりお金に余裕がない人でも気軽に通えます。
逆に光脱毛のデメリットは、脱毛効果が遅いことです。
光脱毛は医療レーザー脱毛に比べると、痛みがあまりない代わりに脱毛機の出力が抑えられています。
そのため、脱毛効果を実感できるまでに時間がかかり、脱毛が完了するまでに長い期間が必要です。
脱毛器の種類によっては細くて薄い毛などに効果が低いため、完全に脱毛したい方はあまり向かないかもしれません。
医療レーザー脱毛
医療レーザー脱毛は、光脱毛と同じで毛のメラニン色素に反応するレーザーで毛根を破壊する脱毛方法です。
基本的に光脱毛と同じ原理ですが、光脱毛よりも強い出力のレーザーを使用しています。
レーザーの出力が強いので回数は5〜7回・期間は約1〜2年で完了することが多いのが特徴。
このレーザーを使った脱毛は「医療行為」に該当するため、脱毛サロンでは行うことができず医療機関でしか受けることができません。
光脱毛と同じで、毛周期のサイクルに合わせてお手入れするため、1〜3カ月に1回の頻度で通院することになります。
医療レーザー脱毛のメリットとしては、光脱毛と比べて圧倒的に脱毛効果が早く現れるのと、永久脱毛も可能という点です。
医療レーザー脱毛は、医療機関でないと使用することができないので、医者や看護師が常にいる状態です。
ですので、肌のトラブルがおきたとしてもすぐに対処できる環境が整っています。
しかも、毛の再生率が光脱毛より低いため、永久脱毛を受けられるのも大きなメリットですが、脱毛完了後に毛が二度と生えないわけではないので注意が必要です。
医療レーザー脱毛のデメリットは、光脱毛より強いレーザーを使用するので、施術に痛みが伴いやすく、肌への負担も光脱毛と比べて大きいことです。
太く濃い毛はどうしても痛みが強く出やすいので、痛みに弱い方は脱毛に通うのが辛くなりやすいです。
そのため、VIOや鼻下のヒゲなどの部分で痛みを感じやすい部位では、途中で通わなくなってしまう人も出てきます。
他にも、火傷や炎症などの肌トラブルを引き起こすリスクもあるため注意が必要です。
また、1回当たりの施術料金が光脱毛に比べて高めに設定されているのも医療レーザー脱毛のデメリットになります。
経済的に厳しいという方は光脱毛の方に流れやすいですが、脱毛期間が長くなってしまうので、長期的に見ると医療レーザー脱毛の方が安くなりやすいです。
ニードル脱毛(電気美容脱毛)
ニードル脱毛というのは光脱毛や医療レーザー脱毛とは違い、毛穴に直接針を挿入して行う脱毛です。
生えている毛に一本一本針を通し、そこに電気や高周波を流して毛根に直接ダメージを与えます。
ニードル脱毛のメリットは、一度施術された毛穴は毛の再生率が極めて低いとされているため、脱毛方法の中では一番効果が高いとされています。
光脱毛やレーザー脱毛とは違い、毛穴の場所さえわかれば施術することが可能なので、毛周期に関わらず好きなタイミングで通うことができます。
ニードル脱毛のデメリットとして挙げられるのが、毛穴に直接針を挿入するため、施術の時間が長くなってしまいます。
基本的には一時間で脱毛できる毛は約600本ほどと言われていますので、脇やVIOなど毛穴がたくさんある場所を施術するには5時間以上かかるため、全身脱毛となるとかなりの回数を通わなければいけなくなります。
また、直接毛穴に針を挿入する脱毛方法なので、最も痛みが強いと言われているのも大きなデメリットです。
家庭用脱毛器は普通に買える?
医療脱毛や美容脱毛と色々な脱毛がありますが、最近では普通に家庭用脱毛器が販売されていて、簡単な脱毛であれば問題なく使える脱毛器もあります。
もちろん、効果が高いと言われれば他の脱毛方法とは違い弱いかもしれませんが、足や腕毛であれば安いものでも効果があるとされています。
毛の量や濃さにもよりますが、基本的には光脱毛と同じ仕組みで脱毛するので、脱毛サロンで行われている光脱毛の弱いバージョンだと考えていただければわかりやすいかもしれません。
家庭用脱毛器は電気代がどのくらいかかるの?
脱毛サロンや医療レーザー脱毛に比べて、家庭用脱毛器は電気代がとても安いです。
月に二回、一回の使用で30分使用した場合、年間で約10円ほどしかかからないのだそう。
電気代は安いのですが、本体価格はそうではありません。
インターネットの参考価格だとおよそ4万〜10万円ほどかかってしまいます。
もちろん3万以下の安い脱毛機もありますが、安い脱毛機はほとんど効果がないため購入するだけ無駄になってしまいますので、大体4万円以上の脱毛器の購入をおすすめします。
たしかに電気代は安いのですが、本体価格がどうしても高くなってしまうため、脱毛サロンの光脱毛キャンペーンなどを使って施術してもらったほうが安上がりになる可能性もあるため、もしも購入を検討しているのであればしっかりと考えて購入してみてくださいね。
まとめ
最近では脱毛することが当たり前になりかけている世の中ですが、別に無理に脱毛することはありません。
女性であればムダ毛を処理してきれいでありたいし、男性の方でもヒゲを毎日剃るのがめんどくさいと考える方もいますので、一概に脱毛の良し悪しを決めるわけではありませんが、脱毛する場合はどの脱毛方法にするのか、どのくらいの予算で効果を出したいのかよく考えて脱毛するようにしてください。