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最近の電気代が本当に高い【2023年版】

2023.04.02

毎月かかる電気代はどうしてもご家庭のお財布にダメージがかかりますよね。

そんな電気代も時期によって高くなったり安くなったりととても不安定な部分もあります。

今回は2023年春季の電気代について書いていこうと思います。

2023年は電気代は増える?

2023年になってまだ半年も経ってませんが、電気代は今後増えていくのでしょうか?

そもそも2021年から2022年の間に電気代が大幅に高くなっており、ご家庭の支出が増えてしまって辛い方も多いでしょう。

そのことを踏まえても、2023年は電気代が高くなるのか低くなるのか気になる方も少なくありません。

実際はどうなのでしょうか?

実は2023年4月以降、大手電力会社の料金プランが値上げが検討されています。

大手電力会社の10社のうち、約7社ほどが30%〜40%の値上げを経済産業省に申請しているため、今後電気代の値上げが予想されます。

このままだと家庭は火の車になってしまいますよね。

なぜ値上げが続くのか

世界情勢の影響

現在の日本は火力発電が多く、石油や石炭、LNGといった燃料は輸入に頼っています。

この石油や石炭等の価格が高騰することによって電気料金の内訳に書いてある「燃料調節費」というものが上昇するため、電気代が上がってしまいます。

その燃料コストの上昇にとても影響を与えているのが2022年に発生したロシアのウクライナ侵攻です。

その影響により、元々2021年から上昇しつつあったLNGの市場価格が一気に高騰したというわけです。

日本が経済制裁としてロシアからの輸入を原則禁輸に踏み切った関係で、更に電気代の値上がりに拍車がかかりました。

託送料金が値上げされる

実は託送料金の改定が2023年4月に予定されており、電気代の値上げに繋がっています。

この託送料金というのは、電気を発電所から各ご家庭に送るために必要なもので、一般送配電事業者が管理する送配電網を使う必要な料金になります。

この料金が多くのエリアで値上げがされるため、総じて電気代の値上げになってしまうのです。

再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ

再生可能エネルギー発電促進賦課金というのは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度というものによって電力を買取した費用を各ご家庭が負担するものです。

この再生可能エネルギー発電促進賦課金も電気代の値上げに関係しているのですが、実は毎年上昇しています。

ですので、年々増えている再生可能エネルギー発電促進賦課金がストップしない限りは電気代が永遠と増え続けてしまうのです。

節電を徹底しなければまずいことになる

先述したとおり、電気代の値上げは留まるめどがないため少しでも節電を徹底しなければ皆さんの負担が増えてしまいます。

ここでは簡単にできる節電の仕方を説明していきましょう。

エアコンの温度調節

なんだかんだ一年を通して使用するエアコン。
このエアコンの電気を節約するだけで電気代は変わります。

エアコンの使い方を見直す方法で一番節約になるのが「設定温度を調節する」ことです。

冬であれば一回温度を上げて自分に合う設定温度になったら下げましょう。
下げた後は毛布を使用したり、玄関へのドアを締めたりして温かい温度を逃さないようにすればかなり節約になります。
夏の温かい季節であれば、窓を開けて風を通しやすくしたり寒色を使用した家具を利用すると体感温度が下がりますので効果的です。

エアコンの設定温度を1度変えるだけでも年間1000円近くの節約になりますので、試してみてください。

テレビの明るさを調整する

テレビの場合、画面の明るさを最大から下げるだけでも節電になります。

最近のテレビは、画面の明るさを少し下げただけでは見づらくならないため、かなりおすすめの節約になります。

後は、利用しないときにコンセントを抜いておくだけでも待機電力が発生しないので、節電になります。

新しい家電を買う

古い家電は電化製品は部品や機能が劣化しているため、電力を余計に消費しやすくなっています。

ですので、新しい家電を買うことによって節電になりますし、最新の家電は消費電力を抑えるように作られているためおすすめです。

デメリットがあるとすれば、購入する際にお金がかかってしまうことです。

もし新しい家電を購入するときはお金に余裕があるときにしましょう。

冷蔵庫の節電

冷蔵庫の電気代って抑えられるの?

という疑問がある方もいますが、逆に冷蔵庫が一番節約しやすいかもしれません。

冷蔵庫の節電方法として挙げられるのが、「設定温度の調整」です。

皆さんは一度設定された温度からあまり変えないと思いますが、冬であれば少し温度を上げても冷蔵庫の中は暖かくなりません。

逆に夏であれば温度を「中」くらいに変更して、気温が下がる夜の時間以外は開け閉めしないようにしましょう。

少しめんどくさいかもしれませんが、季節によって温度を調整すればかなりの節電になりますので、頑張りましょう。

照明機器はLEDに変更

家にある照明機器は全てLEDに変更しましょう。
LEDは購入するときに少し高い出費になるかもしれませんが、一年を通して使用した場合に電気代の節約になります。

あとは昼の時間帯は家のカーテンを開けて、照明をあまり使わないようにすることも大事です。

家電で一番電気を使うのは照明機器がほとんどですので、少し節約をする意識があれば節電になります。

待機電力の節約

待機電力とは、コンセントを繋いでおくだけで消費する電力のことを指します。

この家電の節約で影響のある待機電力ですが、長期の間使わない家電のコンセントを抜くだけでもかなり節電になります。

年間消費電力のうち待機電力は約5%を占めているとの話も出ているため、甘く見てはいけません。

使わないコンセントは必ず抜くように心がけましょう。

節約しても電気代が変わらない場合は…

頑張って節電するようにしても毎月の電気代が変わらない場合は、契約している電力会社の変更をおすすめします。

世の中にはたくさんの電力会社がありますが、ご自身の生活に合った契約プランに変更するのが一番。

今契約している電力会社をご自身で調べてプランの変更をするか、新しく電力会社自体を変更するのかは皆さんにおまかせしますが、もし良い電力会社が見つからなかった場合はヱビス電力に一度ご相談ください。

皆さんの生活に合った提案をさせて頂けたら幸いです。

まとめ

今回は電気代の節約を主に書いていきましたが、近年の電気代値上げは家計に大ダメージを受けてしまいます。

少しでも皆さんの負担が減るように、節電を意識してみましょう。