恋すると体に電気が走る謎について
2023.03.05
皆さんは恋をしたことはありますか?
恋というよりも一目惚れをしたことがある人はわかると思いますが、人を好きになる瞬間に体に電気が流れるような感覚になりますよね。
全くそんなことないという方もいますが、実際に一目惚れした時やふとした時に恋をした人の中には体に電気が走るような感覚になる方もいます。
人は恋をしたら体に電気が流れるのでしょうか?
今回のブログでは、恋をすると体に電気が走る謎について書いていきましょう。
そもそも一目惚れすることなんてあるの?
まず体に電気が走る話をする前に、一目惚れについて書いていこうと思いますが…人間はどんなときに一目惚れするのでしょうか?
本当にそれは一目惚れなのでしょうか?
そもそも一目惚れというのは、その字の通りに「一目見ただけで相手に惚れてしまう」状態のことです。
相手を見た瞬間に夢中になってしまい目が離せなくなってしまう状態ですが、皆さんにそんな経験はありませんか?
もしあったとしたらそれは一目惚れといっても問題はないでしょう。
一目惚れする心理状態
一目惚れをしてしまう相手が自分の好きな顔であれば尚更ですが、顔以外だとどのタイミングで恋をしてしまうのでしょうか。
よく言われるのが、自分と同じタイプの人を見たときに一目惚れしやすいと言われています。
おそらく、これは動物の本能的な部分が関係していますが、他にも危険な相手にも一目惚れしやすいパターンもあります。
これは後ほど説明しますが、危険な相手には「恐怖」や「苦痛」に近い感情が生まれます。
この感情がエンドルフィンという脳内麻薬を分泌させるため、恋のホルモンであるフェニルエチルアミンと勘違いを起こしてしまうのです。
一目惚れしやすい人はいる
一目惚れをしたことがない人もいますが、逆に一目惚れをしやすい人も世の中にはたくさんいます。
ここでは、一目惚れしやすい性格を書いていこうと思います。
熱しやすく冷めやすい人
何事にも熱しやすく冷めやすいという性格の人はたくさんいます。
この熱しやすく冷めやすい人は素敵な異性に会うとすぐに好きという気持ちが湧き上がるため、一目惚れしやすいでしょう。
逆に、すぐ相手に飽きてしまう可能性もあるので、少し寂しいですよね。
ロマンチストな人
ロマンチストな人は女性に多いのが特徴的ですが、男性にもロマンチストな人もいます。
トキメキが大好きなので、顔や性格というよりも出会ったシュチュエーションが理由で一目惚れしやすいです。
ただそのような性格の場合は恋愛に対する憧れやイメージがとても強いので、現実を見たときに冷めてしまう可能性もあります。
ミーハーの人
自分がミーハーだなと思う方はわかりやすいと思いますが、流行っているものにすぐに飛びついてしまうことはありませんか?
ミーハーの人は人気のものに対して好きになりやすいです。
職場や学校ですごい人気の異性をみると「あ、好きかも」ってなりやすいので、人気のあるものはすぐゲットしたくなるミーハーな人も、一目惚れ体質と言えるでしょう。
思い込みが激しい人
思い込みが強い人は、その思い込みにはまった人のことを一瞬で判断して好きになってしまいます。
なので、少しでも良いなと思ってしまったらすぐに好きになってしまうので一目惚れしやすい特徴でもあります。
ただし、一度好きになってしまうとイメージと違っていようが見て見ぬふりをしてしまう特徴があるので、気をつけましょう。
体に電気が走る理由
恋をすると電気が走るというのはあながち間違いではありません。
神経痛や腰の痛みにも電気が走るような痛みと例えられていますが、実際に「神経」に電気が走っているのです。
以前書いたブログにも説明していますが、体には微量な電気が流れています。
我々の体は心臓や肺などの筋肉を動かすために神経細胞を通して電気が流れているため、恋をしたら電気が走るという言葉も事実です。
それでは、なぜ恋をしたら電気が走るのか?
それは体温が関係しているのです。
体温が上がることで焦電効果が現れます。
この焦電効果というのは、焦電体を加熱あるいは冷却することにより、表面に吸着していた荷電粒子との電荷のバランスが崩れて表面に電荷が現れることを指します。
そのため…
恋をする→脳が興奮する→興奮したことにより体温上昇→微弱な電気信号が脳から発信。(電気が流れる感覚発生)
簡単に書きましたが、わかりやすく書くと上記の流れで体に電気が走る感覚になるのです。
ですので、「電気が走る感覚」というのは本当に電気が流れているのがわかりますね。
恋のドキドキ
ちなみに体に電気が走る話とは少し変わりますが、恋をすると胸がドキドキしますよね。
このドキドキの正体とは一体なんなのでしょうか?
実は恋をすることで人は極度に緊張・興奮します。
詳しく書くと、緊張・興奮状態になることで心拍数が上がり同時に血圧も上昇し、
心臓の鼓動が早くなります。
それによって、人は胸が苦しかったり、痛かったりという症状が起きてドキドキしてるという認識になるわけです。
更に詳しく書くと、人は緊張・興奮状態になった時脳の中で「アドレナリン」が大量に分泌されます。
このアドレナリンとは神経伝達物質の一種で神経を興奮させる作用があり、やる気や意欲を高めてくれるものになるのはご存知でしょうか?
このアドレナリンが分泌されることでその興奮が神経を通じて全身に伝わるようになり、心拍数・血圧が上昇しドキドキするんですね。
このアドレナリンですが、なんと!!人がトキメいたときに特に動きが活発化するという特徴があるのです。
しかも、誰かに恋をしたときにしか反応しないとのこと。
ルックスが良い相手に会っただけでは全く反応しなかったのに、相手を異性として意識した瞬間から反応を示すような実験結果もあるらしいです。
つまり、恋愛のドキドキは先程の原理にプラスして、人が恋愛したときに初めて症状が出るというのは少しロマンティックですよね。
まとめ
今回のブログは電気に関する…というよりは少し変化球な内容でお届けしました。
実際に「電気」というのは身の回り以外にも心や体にも関係があるため、今後ももっと様々な「電気」について書いていければと思います。