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電気、ガス、石油。おすすめのストーブは?

2021.02.17

最近、寒さにより一層、磨きがかかって来てますね。
比較的に暖かい日もありますが、それでもやはり、寒いことに変わりはありません。
ですので、暖房器具が欲しくなりますね。
暖房器具にも様々な種類が出てきました。

そこで、今回は電気ストーブ、ガスストーブ(ガスファンヒーター)、石油ストーブ。それぞれのメリット・デメリットを上げていきたいと思います。

電気ストーブ

まず、一口に「電気ストーブ」と言ってもいくつか種類があります。
「ふく射式」「温風式」「対流式」の3タイプです。
この中でも、更に細かく分けられるものがありますが、割愛させていただきます。

ふく射式

ふく射とは「輻射」と書きますが、読みやすく表記するためか、ふく射と書くことが多いです。
では、ふく射とはなんじゃらほい、というところですが、ふく射とは一点から周りへ放射する事。です。類似用語で放射があります。
放射との違いは放射は粒子線や電磁波が放出されること。ですので、似てるようで少し違います。

メリット
・赤外線で暖めるため、空気の入れ替えが必要ない
・急激な温度変化は起こりにくい
・電気で暖めているため、火事の心配は少ない
・人自体を温めることも可能
デメリット
・広い部屋だと部屋全体が暖まらない
・狭い部屋でも全体が暖まるまで時間がかかる

温風式

加熱した部分に風を送り、暖まった風を送り出すというものです。
セラミックファンヒーターと言われる暖房器具になります。
これは、加熱部分がセラミック加工されているものなので、そう呼ばれているみたいです。

メリット
・部屋を暖めることに優れていて、即効性がある
・コストが安い
デメリット
・部屋が乾燥する
・乾燥により、風邪を引きやすくなる
・定期的な換気が必要
・空気が汚れる

対流式

熱伝導により、自然対流を起こさせて部屋を暖める暖房器具です。
窓側に置くと外気を遮断し、暖房機能がより働くらしいです。

メリット、デメリットは前述した温風式のガスストーブと似たり寄ったりのため、割愛させていただきます。

ガスストーブ

ガスストーブはガスを燃料としたものです。
ガスファンヒーターやガスストーブ、ガスFF暖房機などが挙げられます。

それでは、メリットデメリットはどを紹介しましょう。

ガスファンヒーター

ガスファンヒーターは立ち上がりが早く、すぐに部屋全体が暖まります。
コンセント式のため、大きな工事などが必要ありません。

冷たい空気を取り込み、バーナーで暖め、それを部屋に送る。という仕組みとなっています。

・メリット
工事が必要ない
嫌なニオイが少ない
すぐに暖まる
給油の手間がない
乾燥しない

・デメリット
定期的な換気が必要
ガス管がないと使えない

筆者の家には実際、ガスファンヒーターがあるのですが、換気をしないと、一酸化中毒になりかけます。
1時間に1回のペースで換気をするように促されるのですが、私の感覚ですと、もう少し早いペースでもいいかと思います。

余談ですが、私は脳貧血持ちですので、1時間も付けっぱなしにしてたら頭が回らなくなり、呼吸がしづらくなります。
ですので、忘れっぽかったり、めんどくさがりな方には絶対にオススメしません。
辛くなってからでいいじゃん。と思われるかもしれませんが、その時には正常な判断はできておらす、他の暖房が効いていない部屋に行った時に初めて気付くレベルです。

ガスストーブ

ガスストーブはガスファンヒーターと似ているのですが、大きな違いはファンヒーターとは違い、ファンがないことです。

メリットやデメリットはほぼ同じです。

ガスFF暖房機

ここで言うFFとは、ファイナルファンタジーではなく、Forced Flue
つまり、強制的に換気するというものです。

上記二つとの大きな違いはその点にあります。

石油ストーブ

まず、「石油ストーブ」とは名ばかりで、実際には石油ではなく、灯油を使用します。

ではなぜ、石油ストーブと言うのでしょうか?
それは、この形のストーブが辿ってきた過去にありました。

以前は燃料に石炭を使用していて「石炭ストーブ」と呼ばれていたのですが、後に石油が使われるようになります。
ここで「石油ストーブ」と呼ばれるようになります。
更に月日が経ち、石油から分離・製造した灯油が使われるようになりましたが、この名残が残り、石油ストーブと呼ばれています。

では、石油ストーブとはどんなものなのでしょうか?

石油ストーブは、燃料となる灯油を自分で直接入れ、暖めるものです。
ストーブの上でやかんや鍋を置いて湯を沸かしたりする人もいました。

・メリット
上記でお話した中でもいちばん暖かい
コンセントが要らない
天板でお湯を沸かしたりできる

・デメリット
給油が必要
灯油は自ら買わなければならない
こまめな換気が必要

細かく分けますと、種類はもっとたくさんあるのですが、大まかな分け方は上記のものになりますので、参考になれば幸いです。
また、部屋の広さなどによって使い分けることも必要ですので、その辺りはまた、機会がありましたらご紹介させていただきます。