一か月の電気代が180万円!!
2021.03.13
今年に入り先月辺りにたくさん報道されていた大寒波による
電気代の高騰!日本だけではなくこの大寒波は世界中に影響を与えています。
日本の電気代が5万円を超してしまう電気会社もあるといわれていましたが
5万円などまだまだ序の口の金額だったということが分かってしまいました。
電気代高騰の要因としては
・テレワークによる電気使用量の増加
・世界中で起きた大寒波による電力不足
など悪循環になってしまったために起きているというのが深刻な問題となっております。
世界中で寒波が問題になっていますが、
特にアメリカの中西部から東部の州にかけてが強い寒波に見舞われてしまいました。
2月にはアメリカ本土の73%が雪で覆われてメキシコ湾に面する地域にも雪が積もったとのことです。
最低気温を続々と記録してしまったようです。
それに伴い寒波による過剰な電力の需要と天然ガスパイプラインの凍結が重なり
地域によっては計画停電も行われたそうです。
そんななかびっくりニュース
なんと、テキサス州での一か月の電気代が約180万円も請求されるとう事態が起きてしまったそうです。
日本でも一部の方の電気代が高騰しましたが、5万円などで、それでもとっても高いと思っていましたが
その金額を大きく大きく上回るほどの金額をなんとたたき出してしまったのです。
テキサスだけではなくアメリカの多くの州で起こっている
大寒波ですが今回は歴史的大寒波で大規模な計画停電や断水がおこってしまったのです。
寒波による水道管の破裂も重なりさらに水不足になってしまうという
大変厳しい期間になってしまっているようです。
テキサスはアメリカ南部とも思えない氷点下を記録していて
その温度はなんとマイナス10°以下。
停電だけではなく水までもが!
水道管が破裂してしまうと水道からは水が出てしまったことにも加え
水道の浄化施設が停電により、稼働されなくなり水道水も飲めない状態で
水道の中に細菌などが入ってしまう場合があるので、水道が出る状態だったとしても水道の水は
一度煮沸してから飲むように呼び掛けるなど寒波が大惨事をもたらしてしまいました。
州都オースティンではこの水道管の破裂により約12億リットルの水道水を失ってしまったそうです。
12億リットルの水というのは東京ドーム約1つ分の水と同じくらいだそうです。
SNSでも拡散されていましたが部屋の中なのにトイレが凍ってしまったり
空調のファンにつららが出来てしまったり、現実にこんなことが
あるのかと思うほどびっくりしてしまう写真がたくさん載っていました。
なぜテキサス州でこんなに高騰してしまったのか
電気をつくるのにテキサス州は主に天然ガスと風力でつくっていたそうなのですが、
天然ガスのパイプラインや風力発電もすべて凍ってしまったのです。
発電ができなくなってしまい電力の供給が間に合わないために大規模停電も実施されたそうです。
しかもこの影響をうけた世帯は400万世帯にもおよんだそうです。
現在では雪はもうすでに無くなっていますがもう半袖で過ごせる気温になっているそうです。
しかし、わずかな期間なのにそんなに寒暖差があるなんて日本人にはあまり分からない感覚ですね。
テキサス州ではボランティアをお願いしたりしたそうです。
悲しいことにこの大寒波は低体温症による死亡者も出てしまったようです。
寒波は現在は収まっているとはいえ多くの家庭で水道管が爆発してしまったので、
早く直さなくてはならないし、水道の業者さんもたくさんの家庭の
破裂してしまった水道管を復旧しなければならないので、大変なことです。
また現地の方のインタビューによると買い物なども
行きたいけどガソリンがなくなってしまったから買いに行けないなんてことも起きてしまったようです。
緊急時のために少しでも備えておくことの重要性が分かりました。
気になる高騰した電気料金についてですが政府なども対策中のようで
州では支払が滞っていても電力の配給を止めるということはしないそうです。
高騰しすぎてしまった電気料金の問題が早く解決しますように。。。