テレビの種類に伴う消費電力について

2021.09.05

皆さんが普段から見ているテレビですが、そのテレビの消費電力はどのくらいかかっているかわかりますか？

一時期はプラズマディスプレイやプラズマテレビと呼ばれるテレビも普及はされていたのですが、実はそのプラズマテレビは非常に消費電力が大きいため、今では液晶テレビの方が消費電力も少ないことも含め普及しています。

今回は家電として、ほとんどの家庭ではお持ちになっている「テレビの消費電力」について、簡単に解説していこうと思います。

”そもそも電気代の算出はどうやっているの？”

皆さんが払っている電気代金はどのような内訳なのでしょうか。

電気代の算出は、まず住宅契約メニューをしてしなければいけません。

東京電力でいうと、

・従量電灯
・朝得プラン
・夜得プラン
・半日お得プラン

の4種類のように、自分の生活スタイルによって多くの選択肢があります。

そして、その選択肢に加え、テレビやエアコン等の使用する時間帯によって従来料金が関係してきます。

その従来料金によって皆さんが払っている電気代が確定するのです。

気になるテレビの電気代は？

一人暮らしから大家族まで、ほとんどの世帯が普及しているテレビですが、従来ではブラウン管を使用した製品が一般的でした

今では、液晶テレビのほうが広く普及しているのですが、一時期はプラズマテレビと液晶テレビが競い合うように販売されていたのですが、液晶テレビの高性能化も進み、その中でプラズマテレビの消費電力の多さにより、液晶テレビの方が人気になりました。

■液晶テレビの消費電力や電気代

液晶テレビは、消費電力が今までのブラウン管テレビよりも少なく、かつプラズマテレビよりも省エネルギーという利点があります。

小型サイズも数多く販売されているため、価格も低く抑えることができています。

そんな液晶テレビも弱点があり、画像の変化に対する応答速度があまり良くなく、激しい動きを表現することが厳しいとされています。

しかし、現在では技術革新によって、応答性の高い製品開発も進んでおり、わかりやすいほどの性能の低さを感じることはありません。

液晶テレビの消費電力はメーカーの製品によっては違うため、正確な数値は出せませんが、下記のような消費電力があげられます。

・20型サイズ　液晶テレビ　→　約40～50W
・30型サイズ　液晶テレビ　→　約70～100W
・40型サイズ　液晶テレビ　→　約100～120W
・50型サイズ　液晶テレビ　→　約120～160W
・60型サイズ　液晶テレビ　→　約170～220W

30型サイズの消費電力およそ80Wの液晶テレビであれば、1時間運転した場合の電気代はおおよそこのような計算になります。

電気代が24円/kwhとして計算する場合、「80W / 1000 × 24円/kwh × 1時間」= 1.92円が、1時間あたりの電気代になります。

あくまで平均値である24円の場合で計算しているため、多少の違いはあるためご了承ください。

■プラズマテレビの消費電力や電気代

プラズマテレビは、液晶テレビよりも色の再現度や反応性が良いため、スポーツや動きの激しい映像の再生には向いていると言われています。

ただ、問題としてあげられるのが、液晶テレビよりも消費電力が高く、そして発熱高いという欠点があります。

なので、残念ながら液晶テレビはプラズマテレビよりも優位性が低いため、省エネルギーの観点から見てもプラズマテレビを選択する機会は減少しているのが現状です。

下記はプラズマテレビの消費電力ですが、液晶テレビよりも3～4倍の消費電力が必要となるため、どうしても電気代は高くなります。

・40型サイズ　プラズマテレビ　→　約300～350W
・50型サイズ　プラズマテレビ　→　約400～500W
・60型サイズ　プラズマテレビ　→　約450～600W

40型サイズの消費電力が350Wくらいのプラズマテレビを1時間運転した場合の電気代はこうなります。「350W / 1000 × 24円/kwh × 1時間」= 8.4円が、1時間あたりの電気代となります。

プラズマテレビでは、明るさを重視した「ダイナミック設定や」通常設定の「スタンダード」というように、映し出されている画像に合わせた画調設定があるため、各々で消費電力が変化します。

わかると思いますが、明るさを重視した設定では消費電力がどうしても高くなってしまうため、消費電力から電気代を計算する場合が、運転モードの設定により違いますのでお気をつけください。

■ブラウン管テレビの消費電力や電気代

ブラウン管テレビを所持している家庭は、本当に少なくなってしまい、ほとんどの家庭が液晶テレビに変わっていますが、一応こちらも消費電力を出してみましょう。

・10型サイズ　ブラウン管テレビ　→　約30～80W
・20型サイズ　ブラウン管テレビ　→　約100～120W
・30型サイズ　ブラウン管テレビ　→　約150～180W

20型サイズの消費電力が100Wくらいのブラウン管テレビを1時間運転した場合の電気代はこうなります。「100W / 1000 × 24円/kwh × 1時間」 = 0.24円が、1時間あたりの電気代となります。

このように、液晶テレビやプラズマテレビ、ブラウン管テレビは種類によって消費電力や電気代が違うのがわかりますよね。

少しでも節約しよう

やはりどんな家電でも節約したいですよね。

基本的には

・見てないときは消す
・自動オフになる設定をする
・主電源をオフにする

この3つを守ればだいぶ節約になるでしょう。

なんとなくテレビをつけているときありませんか？

特に一人暮らしの場合は寂しさを紛らわせるためにも付けていることが多いかと思いますが、見ていないのに電源を付けっぱなしにする事はかなりの電気代の無駄です。

単純な事ですが、見ていない時に消すという事が最大の節約です。

見ていないとい見ていないのにつけっぱなしにするのは電気代の無駄です。単純ですが「見ていないときは消す」これが最大の節約です。

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