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災害と電気の関係

2021.09.12

皆さんは自然災害で困ったことはありませんか?

日本は台風や地震などの自然災害で大きな被害を受けることも少なくありません。誰もが起こってしまうと困る、そんな自然災害と切り離せないのが停電。

停電の原因の一つである電柱の電線や倒壊は、どのような災害でも起こりうる可能性が多々あります。

どのような状況でも、決して停電は楽観視することができません。

暗くなったり不憫になるだけではなく、家の火災や自身の感電の原因になり、命が危険に晒されることさえあります。自然災害はいつでも起こる可能性があります。なので、日頃から危険があることを意識して、万全の備えをしておきましょう。

災害に見舞われたら…

地震や台風の自然災害に見舞われた場合、まずは身の安全を考えることを優先してください。そして、自然災害によって起こる「停電」。

この停電以外にも、災害によって起こる問題に備えるために事前に用意しなければいけないことを説明していきます。

用意しておくもの

携帯ラジオ

災害時は現在の状況や救助、支援などの情報が大切になってきます。そのため、情報源を確保する必要があるため、停電したときになった時にでも使えるような電池式のラジオを用意しておくと安心です。

懐中電灯や何か照明の代わりになるもの

夜間の停電ほど恐ろしいものはありません。停電が発生したときは、照明の代わりになるものを用意してください。できるだけ電池式の懐中電灯や照明機器を用意しておくことによって、急な停電に対応できます。

ろうそくがあるから大丈夫と思っている人は、火災の原因になり得ますのでおすすめはできません。

携帯電話のモバイルバッテリー

携帯電話やスマートフォンは連絡手段や情報源になる便利なアイテムです。

なので、モバイルバッテリーはできるだけ用意しておくことをおすすめします。特に最新のスマートフォンではほとんどの機種が懐中電灯の役割機能がついていますので、活用するようにしましょう。

防寒具

停電になると冷房や暖房の使用ができません。夏はまだ良いのですが、冬だと生命に危険があります。

なので、せめて寒さ対策として防寒具をいつでも着れるように用意しておきましょう。

食料や飲料水

停電とはあまり関係ありませんが、災害によって家に帰れない人も出てきます。

なので、もしもの時のためにも乾パンなどの非常食や飲料水は3日分ほど用意しておくと良いでしょう。

簡易トイレ

停電だけではなく、災害によっては断水することもあります。水が出なくなるということは、当然トイレを使うことができません。

なので、市販の簡易トイレなど用意しておくと便利です。

事前に分電盤をチェックしよう!

分電盤というのは、家庭内の配線に電気を分ける機器のことを指します。ブレーカーと呼んだ方がしっくりくるかもしれません。

災害の中には、電気火災というものがあります。電気火災というのは、白熱灯の落下や電気コードの断線、通電トラブルなどがあげられます。

なので、避難する際は必ず分電盤のスイッチを全部切り、電気の供給を元から絶たなければいけません。

なので、もしものときが起こってしまわないように、分電盤の位置やスイッチの意味、安全装置について知っておきましょう。 

分電盤のチェックポイント

家のどこにあるか確認!

殆どの場合は、玄関や台所、廊下の上部に設置されていますので、ご自宅の設置場所をチェックしておきましょう。

スイッチの意味を知っておく

数あるスイッチは色々な種類があり、どのスイッチがどこの電気と繋がっているかを確認すれば、停電の原因を探ることができたり、漏電の有無を知ることができます。

地震などで停電したときにやるべきこと

災害時は安全を確保することが一番大事です。

一度、状況を確認して冷静に行動していきましょう。

停電の範囲を冷静に確認する

まず確認しなければいけないのが、どの位置が停電しているのかを確認してください。自分の家だけなのか、近隣も停電しているのかを早めに確認できれば良いと思います。基本的には災害時、近隣一帯が停電していることがほとんどです。

ただ、たまに災害の影響で家の中の配線に何らかの不具合が起こったり、その家だけが停電する場合があります。

電気機器のコンセントを抜く

停電が収まって、復旧した際に火災の原因になってしまうので、アイロンやドライヤー、冬であれば電気ストーブなどの発熱する可能性がある機器はコンセントを指したままにせずに、常に抜くように心がけましょう。

分電盤のスイッチを急いで切る

家の外など、自宅からどこかへ避難する場合は分電盤(ブレーカー)を必ず落としましょう。停電が復旧した後、何かが原因で発生する通電火災の報告が少なくありません。地震による火災のほとんどは電気が原因です。

特に冬は暖房器具など、発熱する家電も使用している家庭も少なくないので、気をつけて頂ければと思います。

停電した際に怖い家電

実は、停電時に一番影響が受けてしまう家電は「冷蔵庫」です。

2〜3時間の停電なら何ら問題はありませんが、それ以上の時間になると冷蔵庫の中の温度が上昇して、中の食材に影響します。なので、冷蔵庫に対して日頃から気をつけることを意識してください。

冷蔵庫内に食材をあまり詰め込まない

常日頃気をつけなければいけないことは、食材を冷蔵庫に詰め込み過ぎてしまうと、冷気が循環せずに停電時庫内の温度上昇が早くなってしまいます。

冷蔵庫の開け閉めはできるだけ控える

停電時に気をつけなければいけないことですが、開閉するたびに庫内の温度が上がってしまうので、冷気を逃さないように開閉は最低限にしてください。

冷蔵庫内の食材から食べる

災害時はつい先に非常食を食べてしまうことも多いのですが、まずは冷蔵庫の中の食材を消費し、非常食は最後の最後まで残してください。

 安全を第一に考えて行動しましょう

停電の際は安全を第一に考えた行動を取るのは当たり前ですが、その際に気をつけてほしい点がいくつかあります。

水に触れている電気機器は使わないようにする

電気機器が水で濡れているい場合は漏電の恐れがあります。なので、まずは一度電気店や専門家にチェックしてもらうようにするのがおすすめです。

切れた電線には触らない

街中にある電線ですが、切れて垂れ下がっているものには絶対に触れないでください。電気が流れていて感電の可能性がかなりあります。

なので、もし見かけた場合はすぐに地域の電力会社に連絡してください。

 まとめ

今回のブログはどうでしたか?

自然災害と電気というものは切っても切れない関係があります。

あくまで今回は自然災害が起きたときの注意点を主に書きましたが、決して他人事ではありませんので、しっかりと自然災害が起きたときのために対策や準備をしましょう!