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電気毛布の消費電力

2021.12.17

冬である12月〜2月はとても寒い時期です。
そして、その寒さ対策に暖房器具は欠かせませんが、暖房器具を使いすぎると電気代がとても高くなってしまいます。

しかも、家族が多い場合ですと部屋数も多くなり、それに応じて暖房器具も増えてしまうため、電気代を少しでも節約するために消費電力があまりかからない暖房器具を使用することがとても大切になりますね。

そこで皆さんにご紹介したい暖房器具が「電気毛布」です。

電気毛布が便利な理由として、就寝時の掛け毛布や敷き毛布として利用できるほか、足元の暖房にも有効です。
また、消費電力があまり大きくないため、エアコンや電気ストーブと比べて安くなります。

なので、今回は電気毛布のメリットや消費電力について書いていきます。

電気毛布とは?

電気毛布とは、ポリエステルやアクリル繊維の毛布生地の間に、ビニールで覆われた柔軟性のある紐状のチュービングヒーターというものを配線したものです。

簡単に説明しますと、銅線に電気を流すと熱くなる現象を利用しています。
電気毛布の場合は、更に安全性の高くなった電線を利用しているので、特に危険性のあるものではありません。

この電源コードには温度を調整できるコントローラーがついていて、自分で温度が設定できるだけでなく、サーモスタットによって毛布の温度を適切に保っています。
なので、身体の状態が危険になるほどの加熱は、サーモスタットで防がれています。

電気毛布の電気代はいくら?

もちろん、メーカーや古いものによって違いがありますが、電気毛布の消費電力は大体40Wが目安といわれています。

電気毛布はものによって「弱・中・強」と調節がついているものがあり、弱で30W、強で30〜40Wほどと、幅はあります。
家庭用電気ストーブが約250W、ホットカーペット一畳分も約250Wという目安があることから、他の暖房機器と比べても電気毛布はかなり消費電力が少なく済むものであると考えられます。

1ヶ月の電気代と考えて、電気毛布の消費電力が40W、1kWhを27円として計算して毎日3時間使うと…

「40W÷1000×3×27=3.24円」

上記の値段が1日の電気代として、これを一ヶ月で考えると

「3.24×30=97.2円」

97.2円が一ヶ月の電気代になりますね。

電気毛布のメリット

電気毛布を利用した際にどんなメリットがあるのでしょうか?
ここで、電気毛布のメリットを考えていきましょう。

・電気代が安い

上記で説明したとおり、電気毛布の最大のメリットは電気代の安さです。

物自体も安く、毛布や生地のタイプによってもかわりますが、他の暖房器具と比べてもだいぶ安いのがわかります。
機能も充実していて、タイマーセットも可能なものもあるため、朝起きるタイミングにセットしていれば毎朝の寒さもだいぶ凌げるのではないかと思います。

・使う場所やシーンを選ばない

電気毛布と言っても色々なものがあります。
掛け布団タイプから敷毛布、ひざ掛けタイプや着るタイプもあります。
そのため、使う場所やシーンに制限がなく、自由に使えるのも一つのメリットでしょう。

電気毛布は重さもないものが多いので、持ち運びも簡単です。

・乾燥しない

エアコンやファンヒーターと違い、電気毛布だけ使用するとあまり乾燥しません。
よく聞くのが、エアコンをずっとつけっぱなしにすると肌や唇が乾燥して、辛い思いをしている人もいます。

電気毛布の注意点

電気毛布の利用はメリットも多いのですが、使う際に気をつけなければいけません。
こちらでは、電気毛布の注意点を書いていきましょう。

・脱水症状に注意

寒いからとはいえ、電気毛布をずっと使い続けることはあまりしないようにしてください。
特に、敷布団タイプのものですと、眠っている間に体温が上昇し、肌から水分が失われるので気づかないうちに脱水症状に陥ってしまう場合があります。

温度設定やタイマーを利用して、うまい具合に電源をきるようにして長い時間使わないようにしましょう。

・低温やけどに注意

電気毛布の利用で一番気をつけなければいけないのが、「低温やけど」です。

低温やけどは、人間がちょうど良い暖かさを感じる44℃くらいで起こりやすいため、肌が赤くなり、ピリピリした痛みがでます。


低温やけどを防ぐためには、電気毛布を長い時間皮膚につけないようにすることです。
特に、同じ箇所につけているのはかなり危険です。
なので、布団が暖かくなったら電源を切ることを意識してください。

ものによってはタイマー機能もありますので、使用時間を設定しておくのもおすすめです。

・火災に注意

電気毛布では、内部にある電熱線の破損や劣化によって発火し、火事の原因になることがあります。

コードの銅線が見えていたり、古くなっているものには使用中止することを考えましょう。
長時間熱を持たせないように、気づいたら電源をこまめに切ることをおすすめします。

あまりにも電気代が高いと思うのであれば

電気毛布メインで生活しているのに、電気代が高いと感じるのであれば、一度電気代の見直しをしてみましょう。

契約場所によってはプランが自分に合っていない可能性があります。
もし、今の電力会社に不満があるのであれば、一度ヱビス電力にご相談ください。

ヱビス電力では、以前に契約していた電気代と比較してのご提案や、切替時の事務手数料や工事費が実質無料ですので、一度お気軽にご相談ください。

まとめ

冬は暖房器具を使って快適に過ごしたいけど、電気代がかかるのはちょっと…
と考える方は少なくありません。
その場合には節約を視野にいれて、電気毛布の利用も考えてみましょう。

冬の寒い時期に暖かい布団に入れることはとても大事で、一日の疲れ体の癒しになります。
更に、電気毛布はエアコンや他の暖房器具とも併用可能なものなので、うまい具合に利用すれば節約にもなります。

あまりお金をかけずに快適な生活を手に入れましょう。