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今流行ってるオール電化の便利さ

2022.02.06

皆さんのお住まいはオール電化ですか?

近年、オール電化住宅は人気を集め、マイホームや賃貸マンションに多く採用されるようになりました。
まだオール電化ではない人は導入を迷っている方も少なく無いと思います。。

オール電化が流行っているといっても、ご自身の生活環境によるので、本当にお得になるのか?と思う方もいると思うので、今回のブログではオール電化について書いていこうと思います。

オール電化住宅とは?

そもそもオール電化住宅とはなんでしょうか?

オール電化住宅とは、ご家庭で必要となるエネルギーをすべて電気でまかなっている住宅のことを指します。

普通の一般家庭では、キッチンやお風呂、場合によっては暖房もガスを使って利用している場合がほとんどですが、オール電化の場合はその全てを電気によって利用しています。

そのため、IHクッキングヒーターや蓄熱ヒーターなどを使用することになりますね。

オール電化で使う家電製品とは?

オール電化で使う家電品ってなんだろう?

そんな疑問がある方のために、ここではオール電化家電について書いていきましょう。

・ IHクッキングヒーター

IH クッキングヒーターは、オール家電の代表とも言える火を使わない調理用家電です。
オール電化の調理では、 IHクッキングヒーターをガスコンロの代わりに使うようになります。

IHクッキングヒーターは、内部にあるコイルに電流を流し、専用の調理器具を発熱させて調理をします。
火を使わないので安全性もあり、小さなお子さんやご高齢の方がいるご家庭でも人気です。

・給湯器

オール電化では、ガス給湯器の代わりにエコキュートや電気温水器を使用します。

エコキュートと電気温水器も、電気でお湯を沸かすための家電です。
エコキュートは、お湯をヒートポンプ技術を利用して沸かすため、ヒートポンプユニットとお湯を貯める貯湯ユニットが必要。

そのため、設置するにはある程度の広さが必要になりますし、運転音が発生してしまうのが少し難点でしょう。

・電気式床暖房・エアコン

ガスを使用しないため、ガスストーブの代わりに床暖房やエアコンなどを使って暖をとります。

近年、オール電化賃貸住宅の場合は、入居する際に石油ストーブの使用を禁止している場所も多いため、石油ストーブが好きな人には我慢してもらう限りありません。

オール電化のメリットは?

今までガスを利用してきたご家庭だとオール電化に馴染みが無い方もいます。
なので、ここではオール電化のメリットを書いていこうと思います。

・お湯や暖房のコスト削減ができる

オール電化は金額面でのメリットが大きいでしょう。
オール電化向けの料金プランであれば、夜間の電気単価がとても安く設定されています。

安く設定している夜間のうちに、日中使用するお湯の沸き増しをしたり、暖房の蓄熱をすることでガスを使用する場合に比べて効率がよく、コストの削減になります。

・ガス代がないため基本使用料が一本化できる

オール電化住宅ではその名の通り電気のみのご家庭ですので、ガス代が一切かかりません。

その分電気代はガス併用よりもどうしても高くなりますが、オール電化の方が固定費を安くできる可能性がとても高いです。
どうしてかというと、ガス代も電気代も基本料金+従量単価の合計額が一般的ですが、ガス代の請求がないため、ガスの基本料金を支払う必要が全くありません。

毎月の支払いが一本化されるため、固定費がわかりやすくなるのもメリットの一つです。

・ガスや火災の事故が起こりにくいため安全

基本的に、ガスを使用する際には適度な換気を行い、一酸化炭素中毒に気をつけなければいけません。

一酸化炭素中毒は命を脅かすほどの危険ですので、必ず換気をしなければいけませんが、ガスを利用しない場合はその心配もいりません。
またオール電化住宅なら料理する際に火を使う必要がないので、火災のリスクもありません。

このような安全面もオール電化の強みと言えます。

・震災が起きた時にタンク内の水を生活用水として利用できる

地震などの災害では、水道施設や水道管の損傷により断水する恐れがあります。

もし地震で断水してしまったら復旧までに数日程度かかってしまう可能性があります。
そんなときにオール電化住宅であれば、温水器のタンク内にお湯が貯まっている状態が維持されていますので一時的にはなりますが、生活用水を確保することができます。

また、災害が起きた際に「電気」「ガス」「水道」といったライフラインのうち、電気の復旧が最も早いと言われているため、オール電化住宅であれば安心できますね。

オール電化のデメリットは?

・停電時は辛い

オール電化の最大の弱点は、災害などで停電した際にすべての機能が止まってしまう可能性があることです。

特に冬場は大変で、暖房が機能しなくなるため部屋を温める手段がありません。
停電対策を考えて、電気が復旧するまでの間に暖を取れるものを用意しておくのがおすすめです。

・初期費用がかかる

最初からオール電化住宅であれば問題ないのですが、これからオール電化にしたいと思っているご家庭ではどうしても初期費用がかかってしまいます。

特に、IHクッキングヒーターやエコキュートは、どうしても導入費用が高額になってしまうでしょう。
初期費用はかかってしまいますが、その後の光熱費を節約できるなどのメリットもあるため、計画を立てて検討することをおすすめします。

・直火調理が不可能

こちらは料理に関してのお話ですが、IHクッキングヒーターではガスを使用しないため、直火調理はできません。

直火調理が好きな方には、IHクッキングヒーターはおすすめしません。
IHクッキングヒーターで対応不可能の調理器具もあるため、調理器具の買い替えをしなくてはなりません。

・オール電化は昼間の電気代が割高?

こちらは電力会社のプランにもよりますが、夜間の電気代が安い反面、オール電化は昼間の電気代が少し高くなってしまいます。

なので、昼間家に居ることの多い方は少し電気代が高くなってしまい、毎月の支払いが辛くなってしまうかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回のブログではオール電化について書かせていただきましたが、もしこれからオール電化にしようと思う方がいましたら、ご自身の生活環境を考えてご利用するのがおすすめです。

必ずしも固定費が安くなるわけではないため、安くなるからと考えて切り替えるのは得策ではありません。

場合によっては高くなってしまうので、よくお考えのうえ検討してください。

もしも、少しでも固定費を抑えたいと思ったら節電、もしくは電力会社の変更するのも良いかもしれません。