お部屋のおしゃれに必須な照明
2022.08.20
初めての一人暮らし…引っ越したばかりのお部屋…今の部屋の模様替え…そんな様々な理由で色々な家具を買って自分が満足行くような部屋にしたいですよね。
和室が良い!って方も居ますが、少し雰囲気のあるおしゃれな部屋に憧れたりはしませんか?
そんなおしゃれな部屋に必要なのが部屋の照明。
照明一つで部屋の雰囲気が180度変わりますが、その中でもおしゃれな照明が間接照明ですが、間接照明の他にもおしゃれな照明はたくさんあります。
今回のブログでは、おしゃれな照明について書いていきましょう!
間接照明とは?
案外知ってそうで知らない人も少なくない間接照明。
名前だけ聞くとなんかおしゃれだなと思うかもしれませんが、照明器具には大雑把に「間接照明」と「直接照明」の2種類あります。
それぞれを簡単に説明していきましょう。
間接照明
「間接照明」というのは、照明器具自体の光を直接当てるものではなく、天井や壁などに反射させることで、間接的に明るくさせる照明方法のことです。
間接照明の大きな特徴でもありますが、天井や壁に反射させることによって柔らかい光にすることができるので、落ち着いた雰囲気にすることができます。
陰影が浮き上がりやすくなるため、落ち着く雰囲気を出せるということです。
間接照明にすることによって、照明効率は悪くなる代わりに照度を一定にすることが可能。
実際の生活を考えた場合、直接光を当てる直接照明の方が明るくて効率も良いのですが、間接照明の場合、空間に対しての余裕をもたせることができるので、精神的に余裕も感じやすく、種類も豊富にあります。
直接照明
「直接照明」というのは、照明として光源が直接下に向くのでとても効率が高い照射方法であり、光自体の力をそのまま放出するため光度も間接照明に比べて高いです。
経済的な面を考えても、直接照明のほうがとても良いため、照明器具にこだわりがあまりない方にはおすすめです。
基本的に、天井に取り付けた蛍光灯やシーリングライトはもちろん、電球をそのまま下げた方法で明るくさせる場合は直接照明と言えるでしょう。
光の量の基準では、90%以上の光が下方向へ向いている場合を直接照明と呼びます。
照明自体の効率が高まる反面、天井の隅や部屋のコーナーなどが影になりやすいため、器具の種類によっては何個か取り付けないと部屋が明るくならないかもしれません。
つりさげの方法によっては圧迫感を抱いてしまうことになるため、最近の居間ではシーリングライトのような方法を用いることが多くなっています。
間接照明にも種類がある
照明には間接照明と直接照明があると説明しましたが、間接照明にはいくつか種類があります。
ここでは、間接照明の種類について書いていきましょう。
コーブ照明
コーブ照明というのは、ライトの向きを天井に向けて光を反射させる間接照明のことを指します。
このコーブ照明の特徴は、間接照明の種類の中でも、明るい部類に入ることです。
そもそも間接照明は、光の反射面と反射した光が当たる空間がその広さに応じた範囲を照らせるため、ある程度コーブ照明だけでも光量を確保することができます。
主に、天井が高くて高級感や落ち着きを演出したいレストランやカフェなどにおすすめです。
しかし、あくまで間接照明は、光源を隠すことに意味があるので、天井がフラットだと目隠しの造作などが必要になってきます。
更に、エアコンや配管ダクトがあると反射光が遮られてしまうため、どんなお店でも設置できるというわけではありません。
コーニス照明
コーニス照明というのは、ライトの光を壁に当てながら反射光を広げる間接照明になります。
基本的に、光源が壁の方を向いているため、直接強い光が当たらなく、一般的な天井照明やスポットライトと違ってテレビやスマホの画面に光の反射がないというメリットがあります。
デザイン性も高く、壁を照らし出すため、壁面の素材感や色味を際立たせることも可能。
壁面のデザインや雰囲気にこだわっている場合はとてもおすすめの間接照明です。
他にも、レストランやカフェ等の店舗では、腰から下の高さに照明を設置することによって、暗めの店舗内でもお客様を迷わせずに案内もできますし、階段部分に設置すれば足元のデザイン照明にもなります。
バランス照明
バランス照明というのは、壁と天井の両方にライトを当てて反射させる間接照明のことです。
上下にある程度のスペースが必要ですが、他の照明とはまた違った雰囲気を演出できるのがポイントです。
視線の高さより少し上にバランス照明を設置することにより、部屋の全体的な雰囲気のバランスがとれます。
また、空間を広く見せたい場合にもおすすめで、高さや奥行きをより立体的に感じられるようになります。
壁面を際立たせたい場合は壁の上部に設置し、座椅子等に座った際に視点に合わせて照明を見せたい場合は、壁の中央付近に設置するのが良いでしょう。
棚照明
部屋の構造的に設置が不可能かもしれませんが、よく服屋さんやおしゃれなBARなどに設置されているのが「棚照明」。
商品棚等の奥側の商品を手にとっても、直接目に入らない位置に設置するのが基本的な棚照明ですが、棚の上部や下部に照明を置くことによって、その棚に乗っているものを柔らかく照らし、棚自体のデザインもおしゃれに見えます。
しかし、棚やそこに乗せる物のサイズによっては、棚照明の光量では足りない場合もあるため、注意が必要です。
大きな物を乗せたい場合は、棚の上部手前側に設置し、小さな物を見せる場合は棚の表面に設置して、下から照らすようにすると見え方もかなり変わるので、光の当て方を工夫して使いましょう。
間接照明の電気代は?
基本的に間接照明の電気代は通常の照明とあまり変わらず、間接照明1つに対して白熱電球を使った場合は36Wで1ヶ月234円になります。
電球をLEDに変えて使用した場合は6.4Wと1ヶ月42円とだいぶ安いので、もし間接照明を使う場合は必ずLED電球にしましょう。
まとめ
今回の記事では間接照明について書きましたが、間接照明を多く利用しているのは一般家庭よりもレストランやカフェなどの店舗のほうが圧倒的に多いことがわかります。
それほど、間接照明はその空間をおしゃれに魅せることが可能なので、使い方や照明の種類を厳選することによって、一般家庭でも使うことができます。
一人暮らしを始めたばかりの方やお金に余裕がある社会人になった方は、間接照明を使ってぜひご自身のお部屋をおしゃれにして自慢しちゃいましょう。