ソーラーライトって結構便利
2022.09.18
皆さんはソーラーライトというものを知っていますか?
文字の感じから、「太陽電池をつかった電気でしょ?」という答えが出てくると思いますが、間違っていません。
むしろ合っていると思います。
しかし、今まで使用した事がない人は、使い方や種類などあまりわからないでしょう。
今回はソーラーライトを詳しく知りたい人に向けてブログを書いていこうと思います。
ソーラーライトとは?
先述しましたが、ソーラーライトというのは改めて説明すると「太陽光エネルギーに変換した電気をバッテリーに充電して、電源として利用する照明器具」のことを言います。
一般的な照明器具との大きな違いと言えば、コンセントからの電源ではなく太陽光で蓄えたエネルギーを元に点灯するということです。
スイッチを入れなくても暗くなると自動で点灯してくれますので、夜の庭や外壁周りを明るく照らします。
基本的に中の電球にはLEDを使っているものが多いため、何年も電球交換が不要なのも魅力の一つ。
屋内・屋外に設置することができるので、インテリアにも使えます。
ソーラーライトの仕組み
基本的に「ソーラーパネル」と同じ仕組みですが、太陽光が半導体に当たることによって、p型半導体のほうにプラスの正孔、n型半導体のほうにマイナスの電子が集まります。
これによって乾電池と同じ状態になるため、2つの電極に導線をつなげば電子がプラスの正孔のほうへ移動して電気が流れます。
このタイミングで発生する電力を光起電力と呼ばれるのですが、この正式名称が「光起電力効果」といいます。
この効果の原理で太陽光発電になるのです。
ソーラーライトの種類
ソーラーライトは大まかに分けて4つの種類があります。
ここではソーラーライトの種類を書いていきましょう。
スタンド式
スタンド式のタイプはただ置くだけのソーラーライトです。
簡単に移動させることができるので、気軽に置けますし、ソーラーライトを初めて買う人にもハードルが低いと言っても過言ではありません。
ただ、置き場所としてテーブルやデッキであれば問題はありませんが、地面であれば固くて平らな場所でないと倒れてしまうので注意が必要です。
埋め込み式
埋め込み式のタイプは、その名の通り地面に埋めて使います。
基本的に埋め込むため、狭い庭でもあまり圧迫感が生まれません。
しかし、駐車場や車の出入りがある場所に設置してしまうと誤って踏んでしまう可能性もあるため、設置する場所をよく考えましょう。
差し込み式
差し込み式のソーラーライトは西洋風の街灯などをイメージしているのか、ポールの先にランタンが下がっていたりと、とてもおしゃれな商品が多いです。
複数並べて設置すると更にオシャレに見えますね。
地面に直接ポールを差し込むため、舗装された場所や建築ガラが入った土壌だと設置工事が困難かもしれないため、設置する場所を選んでしまうかもしれません。
壁掛け式
壁掛け式のタイプは、基本的に壁にビス止めをする据付型が多いです。
ですが、かけるだけのランタンタイプのものもあるため、ハロウィンやクリスマスの時に飾ることも可能です。
壁掛けタイプは自立することができないため、設置場所はかなり制限されるので、設置する場所は予め決めておきましょう。
ソーラーライトのメリット・デメリット
ソーラーライトをこれから使いたいと思う方でも、やっぱりメリットとデメリットを知っておきたいですよね。
ソーラーライトのメリット・デメリットを書いていきましょう。
メリット
ソーラーライトは屋外でも屋内でも、近くに電源設備がない場所で利用できるのが一番のメリット。
日が出ている場所に設置し、自家発電できることから電池交換も不必要なためコストパフォーマンスが非常に優れます。
最近ではデザイン性も優れているので、インテリアの一つとして設置するのもおすすめです。
インターネットでも気軽に買うことができるので、自宅の雰囲気に合わせて選ぶ楽しさもありますよね。
デメリット
ソーラーライトのデメリットは、日が当たらない場所や梅雨の時期などでは充電ができないことです。
庭の樹木が生い茂ったりしても充電ができなくなってしまうので、場所や環境によってはあまり使えないでしょう。
また、電源タイプのライトに比べると明るさが弱いため、光量を上げたいと思ってもなかなかうまくいかない場合があります。
購入する前に…
初めてソーラーライトの購入を検討している方も居ると思いますが、種類や用途以外で何を確認したら良いのかわからない方も少なくありません。
ここでは購入する前に一度確認したほうが良いことを書いていきたいと思います。
センサーがあるかないか
ソーラーライトにはセンサーがあるタイプと手動で点けるタイプがあります。
基本的にセンサータイプの方が多いのですが、センサーにも種類があり、暗くなると点灯する「明暗センサー」と、動くものに反応する「人感センサー」とがあるので、用途によって選ぶのがおすすめ。
玄関などに設置する場合は、夜遅くに帰宅しても暗くてなにも見えないということもありませんし、防犯効果も期待できます。
明るさを確認
購入する時に光の明るさは気になりませんか?
基本的に光源から放たれる光の量は、ルーメン(lm)、照度はルクス(lux)で表されますので、はっきり照らしたいのかムードを出してオシャレにしたいのか、ご自身がどうしたいかによって選ぶのが重要でしょう。
防水性能をチェック
屋内に設置するのであれば問題ありませんが、屋外に設置する場合は防水付きのソーラーライトがおすすめ。
屋外で使用する場合は、防水・防塵がされているかどうかは必ずチェックするようにしましょう。
ソーラーライトで身を守ろう
普通、ソーラーライトの用途を聞いたら「インテリアとして」「庭や玄関を明るくしたい」方が多いと思いますが、ソーラーライトでも防犯目的や災害の時用など色々使えるものがあります。
先述したとおり、人感センサーなどを搭載されているソーラーライトは主に防犯効果が期待できます。
防犯以外にもソーラーライトはコンセントを必要としないため、災害時の明かりとしても便利に活用することが可能。
最近ではラジオやスマートフォンと連携機能がついたソーラーライトもあるので、何か合ったときのために一つは持っておきたいアイテムと言えるでしょう。
まとめ
今回のブログではソーラーライトについて書いていきました。
「うちはマンションだから」という方でも、屋内のインテリアとしても使えますし、最近では災害用のソーラーライトもあります。
様々な用途で使えるソーラーライトは電気代もかからないため、自分の都合にあった用途で一つは持っていてもいいかもしれませんね。