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ラジオって知ってる?

2022.09.04

皆さん、ラジオを聞いたことがありますか?

今の御時世、スマートフォン一つあれば好きな情報や番組が見ることができますし、音楽も聴き放題です。

しかし、ラジオで音楽や番組を聞くのも中々良いものです。

今回のブログでは、今や懐かしいラジオについて書いていきましょう。

ラジオって何?

一昔前であれば、ラジオは日常にあるもので知らない人は少なかったかもしれませんが、今はラジオを見たことがない人も居るという話を聞いたので、ここではラジオとは何かを書いていこうと思います。

ラジオは簡単に説明すると、放送局から流れる電波を使って多数の視聴者に聞かせる機械です。

チャンネルを変えると様々な放送が流れてきて、ラジオ一つあれば色々な楽しみ方ができます。

ラジオ放送の仕組みとは?

ラジオ自体は皆さんもうわかるかと思いますが、どのような仕組みなのか気になりますよね?

ラジオ放送は、ラジオ局のスタジオに備え付けられたマイクを通じて、音声を電気信号に変えます。

その電気信号は基幹局である放送タワーに送信されるのですが、放送タワーに送られた電気信号は、電波を使って各ラジオに届けられると同時に、無線回線を使って中継局となる放送タワーにも同じ情報を送信します。

中継局の放送タワーも、各ラジオに直接電波を送り電気信号を発信。
この一連の流れによって広範囲にラジオ放送を届けているのです。

最初の放送は…?

世界で初めてのラジオ放送が開始されたのは、1920年のアメリカです。

現代でもあまり変わることのない帯で放送されており、日本でもラジオの存在があるのを知っていました。

1920年から5年が経ち、1925年3月22日にようやく日本で試験放送が開始されました。

この3月22日は「放送記念日」となっていて、皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。

7月までには大阪や名古屋でも放送を開始したのですが、ラジオ放送の契約数があまり多くはありませんでした。

放送が開始された頃は、鉱石ラジオというものしかなく、電源を必要としませんがレシーバーで聞くことしかできなかったようです。

当時、スピーカーで聞くことができる真空管式のラジオはとても高価で、一般庶民が買えるものではありませんでした。

また、真空管式ラジオは基本的に電池で、消費電力の大きな真空管を動かすのには自動車のバッテリーと同じような大型の蓄電池が必要で費用も高ければ、保守管理も手間がかかります。

今のラジオとは全然似てないですね。

ラジオ受信周波数

ラジオを知っている人でも受信週話数がわからない方も少なくありません。

ここではラジオの受信周波数の種類について簡単に説明していきたいと思います。

中波(AM)

中波放送は1925年3月に放送開始された日本初のラジオ放送であり、後のAM放送になります。

電波法施行規則第2条によって定められた周波数で、音声や音楽などのその他音響を放送しています。

人間が聞ける周波数は約20〜20,000Hzですが、AM放送はそれより狭い範囲の音を放送しています。

回路構成は単純で電源不要の鉱石ラジオでも聞けるため、災害時などに重宝されます。

電波の範囲はとても広く、海外にも簡単に電波が届きますし、逆に海外の放送を日本で聞くこともできます。

超短波(FM)

1957年にモノラル放送が開始され、1963年にステレオ放送が開始されました。

長短波放送は雑音がなく音域の広い放送ができますが、音域が広くて高品質の放送が可能な反面、電波の到達範囲がAM放送よりどうしても狭くなってしまうという特徴もあります。

短波放送

1954年から放送開始されている周波数です。

この短波放送の大きな特徴は、非常に広い範囲に届き、全世界に放送を届けられるというメリット。

短波放送は、国際電気通信条約により定められた周波数帯により構成されているので、短波放送を受信するには短波対応のラジオが必要になります。

コミュニティ放送

基本的にはFM放送の周波数と同じですが、地域に特化した放送を行っているのがコミュニティ放送です。

1992年に制度化された比較的新しい放送形態で、災害時の情報提供チャンネルとしても期待されています。

「ながら作業」するならテレビよりもラジオのほうが安い”

実はラジオの電気代はとても安く、一時間フルで使っても1円未満になります。

もちろん電力会社や製品にもよりますので一概には言えませんが、ラジオの消費電力はおよそ0.1W〜10W程度です。

そうなると、1kWhあたりの電気代を大体25円として計算して、10Wのラジオで1時間聴いたときの電気代は「10÷1000×1×25=0.25」。

つまり一時間0.25円ということになります。

しかも、ラジオは映像を見る必要がないため、今までテレビを見ながら食事を作ってたり、掃除していたとしたらテレビよりラジオのほうが安いし圧倒的におすすめです。

「ながら作業」をするならラジオにしてみよう!

ラジオはスマホでも聞けるけど…

ラジオを持っていない人でも、スマートフォン(スマホ)さえあればラジオ放送を聞けます。

専用のアプリをインストールしなければいけませんが、一つだけ注意があります。

一つは「通信量」。
お手持ちのスマホの契約内容にもよりますが、だいたいラジオの通信量は30〜40MBとなるため、24時間ほどで1GB近くまでいってしまいます。

もし、スマホでラジオを聞くならWi-Fiなどに繋いで聴きましょう。

二つ目は「有料アプリ」。

アプリの種類にもよりますが、普通のラジオであれば無料で聞けるのにアプリだと有料になってしまい損してしまうことも。

アプリをダウンロードする前にしっかりと考えましょう。

まとめ

ラジオのイメージは古いと思っている人もいるかと思いますが、現在でも有名人がラジオ番組をレギュラーでやっていたり、車の中で音楽の代わりに聞く人も少なくありません。

まだラジオを聞いたことがない人も、今回の記事を読んで少しでも興味がでましたら一度聞いてみてください。

あなたに合った番組がみつかるかもしれません。

ちなみに、ちょっとした豆知識ですが、昔のラジオは「レイディオ」や「ラヂオ」と表記されていたこともあるので、今度友達に話してみましょう。
きっと冷めた目で見られるかもしれません。