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もしもタイムマシーンが本当にあったら?

2023.07.23

タイムマシーンが本当に作られるとしたら、皆さんは過去に行きたいですか?それとも、未来に行ってみたいですか?

あくまで夢物語ではありますが、タイムマシーンが作れるようになったら世界は大騒ぎになるのは必須。

某猫型ロボットが活躍するアニメでは当たり前のようにタイムマシーンが未来の日本で登場するので、少しくらいは夢を見るのも良いですよね。

今回は、「もしもタイムマシーンができたら」を題材にブログを書いていこうと思います。

タイムマシーンとは?


今更タイムマシーンがなんなのかを説明するにも野暮ですが、タイムマシーンは好きな過去や未来の世界に旅行することのできる、空想上の乗り物(機械)になります。

元々は小説や漫画、映画などでタイムトラベル作品がよく描かれていて、そこで登場するのがタイムマシーンという乗り物が多いです。

他にもゲームなどで見かけるのは、時空にゲートなどの穴が空いて、どの中に入るとタイムトラベルすることができるという作品もありますし、通信技術を利用して、情報や記憶を移動させる作品などもあります。

様々なタイムトラベル作品はたくさんあるので、興味がある人は一度いろんな映画や漫画、小説など見てみてください。

そもそもタイムマシーンは作れるものなのか?

最初に結果を言うと、安全なタイムマシーンを今すぐに作るというのは現実的には「不可能」です。

現在の技術では作ることは不可能ですが、タイムトラベルやタイムマシーンを作ることは「理論上」可能ではあります。

そもそも、人や物というのは時間の流れについて一方向に進んでいます。
しかし、その時間は空間とも関係をしているため、時空と言う概念が生まれます。
その時空は特殊相対性理論によれば、自分が空間を移動するスピードが速ければ速いほど、静止している観察者の時間との間に誤差が生じます。

簡単に言うと、自分が新幹線や電車に乗ってみている景色と外からその乗り物をみている他人との時間の流れが違うということです。

なので、実質的に未来へのタイムトラベルをしたいのであれば、ものすごい速い宇宙船を開発して地球を一旦離れて戻ってくればOK。
少し先の未来の地球を見ることが可能と言う訳です。

あとは、「時空の歪み」がタイムリープできるもう一つの方法です。

非常にすごい質量をもった物体(例えばブラックホールなど)の側で少し時間を潰すことによって時空の歪みに入り込み、少し先の未来に行くことができます。

ただし、厳しい条件をクリアしなければいけません。

まずは、とんでもない質量の物体(ブラックホール)に到着した際に、他の天体と融合しているものには近づいてはいけません。
そして、慎重に軌道を確保し、選びながら生きて帰ることが大事です。
ブラックホールなどの質量の物体は引力によって宇宙船が引きちぎりられる可能性があるので、そこに気をつけつつ、地球に帰らなければ未来を見ることはできません。

簡単に書いてますが、かなりのお金を積まない限り不可能ですし、ブラックホールの近くまで行って生きて帰るのは、現実的には厳しいです。

しかし、理論上は未来に行くこと(少し先の時間に進むこと)は可能ですので、いつかはそのような乗り物ができるかもしれませんね。

未来にはいけるけど、過去にはいけない一方通行

先述しましたが、少し先の未来に行くにはとても簡単で、速い乗り物に乗れば問題はありません。
相対性理論に基づくと、新幹線に乗れば実質1兆分の1秒ぐらい先の未来に行くことは可能で、タイムリープしたことになります。

現実的なタイムマシーンとも言えます。

しかし、重要なことが一つあるのですが、「未来」に行けても「過去」に行くのは絶対に不可能です。

例えば、タイムマシーンに限らずSF映画や小説に登場するコールドスリープなどは理論上起きた際に未来に辿り着きますが、何年か先に行ったとしたら元の時代には戻れないですよね。
そもそもコールドスリープは冷凍することは可能でも、解凍する際に身体のどこかへダメージがかかってしまうので、そのダメージを取り去ることが現代ではできないため、未来へ行くのは無理です。
時間は未来の一方通行になるので、例え未来に行けるような技術が生まれても、戻ってくることは難しいです。

もしも、過去に戻れる技術が完成されたとしても、物事の結果の改ざんはできないと言われています。

例えば、過去に戻ってたくさん勉強したとしても東京大学に受験することができなかったり、宝くじなどのあたり番号を覚えていて、その番号を手に入れてもどこかで歯車が変わり、何かしらの理由で無くしてしまうでしょう。

「パラドックスを引き起こす可能性のあると仮定するとしたら、周辺を再調整するイベントが起こるだろう、結果的にパラドックスは発生しない」と、研究の著者であり、オーストラリアにあるクイーンズランド大学の学生であるジャーメイン・トバー氏も言っています。

なので、今後気軽に過去に行けるようになったとしても、結果的に現代のあるべき姿は変えることができませんし、それこそ過去を改変しないようにタイムパトロールも登場します。

夢は広がりますが、過去に戻ることは絶対的に不可能であって、過去に戻れていても現代に戻ることは100%不可能だと言っても過言ではないでしょう。

タイムマシーンが出来たとしたらどのくらいの電力が必要?

タイムマシーンができたと仮定して、どのくらいの電力が必要になるか。

おそらく、ロケットを飛ばすのに必要な電力の100倍はかかると想定します。

そもそもロケット自体はガソリン燃料で飛んでいますので、電力が必要になるのか?という疑問もありますが、現在電力でロケットを飛ばす技術の研究もしているそうで、将来的には可能になると思います。

その中で、もっと先の未来に向けて飛ぶ乗り物を作るとしたら、その乗り物のスピードは光速を越えなければ行けません。

そうなると、現在研究している電力で飛ばすロケットを遥かに越えなければいけないので、必要な電力は100倍、もしくは何百倍も必要になってくるでしょう。

まとめ

今回は「もしも」の話を前提にタイムマシーンについて書かせていただきました。

皆さんはタイムマシーンが作れるようになるとしたら、過去と未来、どちらに行きたいでしょうか?
人によっては、少し前の過去に戻って宝くじを買うとか、未来に行って世界がどのように変わったかを体験したいと言う人もいますが、好きなように夢を見るのは決して悪くありません。

そんな夢物語の話をしても意味がないと思うかもしれませんが、疲れた日常を一回忘れてしまって、空想で好きなことを考えるのもストレス発散になると思います。

いつか本当に科学が進化していき、タイムマシーンが作れるようになるかもしれません。

そんな未来を目標に、我々も楽しい毎日を送りましょう。