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カラオケは電気代があまりかからない!?

2023.07.30

いきなりですが、最近皆さんはカラオケに行ってますか?

仕事でストレスが溜まったときや、友達と遊びに行く時などにカラオケに行く方も少なくありません。

最近では歌を歌う以外に利用できるサービスなども多く、色々な展開を見せているカラオケ店ですが、お昼の時間帯などとても金額が安いのも特徴です。

なんでそんなに安くカラオケ利用できるのか気になる人もいるかと思いますので、今回のブログではカラオケについて書いていこうと思います。

カラオケの歴史

今の時代でカラオケを知らない人は少ないと思いますが、元々「カラオケ」という用語は音楽業界に付随するものでした。

歌手の練習やレコーディングの際に使う、歌の入っていない伴奏だけを録音したテープのことを「空(から)のオーケストラ」という意味でカラオケと呼んでいました。

1960年頃に一般人向けのカラオケ装置が登場して、バーやスナックなどに普及したのが今の「カラオケ」の始まりです。

そこから70年代に入り、人気絶頂中のカラオケが全国に普及されカラオケという言葉が一般に浸透しました。

ちなみに、最初のカラオケでは小型のアンプスピーカーから伴奏が流れてそれに合わせてマイクで歌を歌うだけのシンプルなもので、今のカラオケにはある歌詞の表示やテレビなどは一切ありませんでした。

現在のカラオケ

昔とちがい、日本で「カラオケ」といえばカラオケボックスで歌うことが一般的です。

カラオケボックスはお店の中にいくつもの部屋が存在し、その中の部屋を時間制で借りて歌を好きに歌うことができるスタイルが一般的です。

タンバリンやマラカスなどの小道具で盛り上がったり、コスプレ衣装を貸し出しているお店もあります。

その中でもご自身で持ち込んだギターなどの楽器をカラオケ機器に繋いで楽しむこともできるため、日々カラオケは進化しています。

また、多くのカラオケではドリンクや軽食などを提供しているところが圧倒的に多く、友達だけではなく一人で楽しむこともできるのがカラオケの良いところでもあります。

カラオケの料金が安い

学生でも気軽に行けるカラオケは結構料金設定が低めで、安いところでは時間によって部屋料30分50円とかなり利用者がお得なところもあります。

特に平日の昼間は利用客が少ないため、フリータイムの料金も安く設定されていることが多いです。

フリータイムで安くて600円くらいの店もあるのですが、基本的にワンドリンク制の場所も少なくありません。

夜の時間帯ですと、昼よりも仕事終わりや学校終わりの方が多く利用するため、少し料金が値上がりします。

大体1,500〜2,000円くらいが平均だと思っていても問題ありません。

もちろん、場所やプランによって値段が変わるため、もし行きたいカラオケ店があれば一度その店のホームページなどをチェックしてみてください。

カラオケ料金が安いのは光熱費があまりかからないため

実際に部屋代を安くして経営困難にならないの?

という方もいますが、カラオケ店が安い理由は光熱費が他の飲食店よりも少ないからです。

というのも、カラオケ機器は30分使用しても電気代が5円程度で、冷暖房費を入れてもおよそ30分10円程度の電気代しかかかりません。

ただし、カラオケ店は登録している楽曲に対して著作権使用料を月額で支払っています。

そこが通常の飲食店の経費と違うところです。

しかし、カラオケ店は部屋の料金以外にもドリンクや軽食で利益を出しているところもほとんどなので、使い方によっては個室居酒屋に時間単位で場代を払ってお酒やツマミを食べているというイメージでも差し支えがないかもしれません。

部屋代を高くして客が誰も居ない時間帯を数時間作ってしまうよりも、30分で600円と安い金額でも穴埋めができたほうが利益に繋がるような仕組みなので、部屋代は安く設定されているの可能性もあります。

カラオケ店の経費

そもそもカラオケ店の経費とはどのようなものか気になる人もいるかと思いますので、書いていこうと思います。

・著作権料
・水道光熱費
・消耗品費
・機材リース費用
・人件費
・広告費
・家賃

カラオケ店では他の飲食店などに比べて著作権のある音楽を使用しているため「JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)」に著作権料を支払わなければいけません。

その著作権料は部屋ごとに費用がかかってしまうため、部屋数が多いとその分支払いが増えてしまいます。

なので、この著作権料に関してはどうしても節約することが難しいため、他の経費を節約しなければいけません。

それでも節約したい場合

24時間営業のカラオケ店もある中で、カラオケ店はどのように節約をしているのでしょうか?

ここでは、カラオケ店の節約方法を書いていきましょう。

基本的に、カラオケ店は居酒屋さんと一緒で繁忙期と閑散期があるため、一年を通すと売上に波があります。

わかりやすいのがイベントや行事が多い12月(クリスマスや忘年会)は繁忙期になり、夏も学生さんたちの夏休み期間は繁忙期になります。

繁忙期に向けて準備する期間もあるため、スタッフを減らして人件費を抑えることは難しいですし、シフトの増減が多すぎるとスタッフの意識の低下が起きてしまいます。
そのため、シフトで人件費を削るというのは顧客満足度にも影響が起きてしまうため、その他の経費を積極的に減らさなければいけません。

照明をLED電球に変える

最近のカラオケ店は電球のほとんどがLEDになっていますが、それでも通常の白熱電球や蛍光灯を利用している店もあります。

その場合は、すぐにLED電球に変えることによって電気代削減になります。

たとえば、通常の直管系蛍光灯は約40Wですが、直管系のLEDランプは約15Wです。

40Wから15Wになるということは7割近くコストカットできますよね。

さらに、LEDの特徴としてあるのが寿命が蛍光灯に比べて長いことです。

たとえば、1日に10時間点灯した場合に蛍光灯の寿命はおよそ5年ほどですが、LEDは倍以上の11年になります。
商品単価はLEDのほうが圧倒的に高いですが、長い目で見ると断然LEDの方が電力の削減に繋がります。

エアコン等の空調システム見直し

あまり気にしない人もいますが、年数が経ったエアコンを使用していると電気代が高くなったり、故障しやすくなります。

ですので、長年使用しているエアコンを常設している場合は、早めに新しいエアコンに変えるようにしましょう。

まとめ

今回はカラオケ店について書いていきましたが、思ったよりもカラオケ店は電気代が他の飲食店と比べて安いことがわかりましたね。

それでも少しずつ経費を落としたいと考える店舗も少なくないため、経費削減が一番しやすい電気代についても書かせていただきましたが、実際に毎月の電力使用量が多すぎる場合は、電力会社の契約を変えるという方法もあります。

その店舗に合ったプランをご自身で探してみて、少しでも電気代を浮かすようにしましょう。

気になる場合は、ヱビス電力も皆さんのお力になれるよう尽力つくしますので、お気軽にご相談ください。