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懐かしの携帯ゲーム機は電気が必要!?

2024.03.03

携帯ゲーム機と聞いて皆さんがイメージするのはどのようなものでしょうか?

現代の携帯ゲームといえば、NintendoSwitchが思い浮かぶと思います。

しかし、NintendoSwitchが発売されるまでにいくつもの携帯ゲーム機が登場しており、数々の名作を出してきました。

今回のブログでは懐かしの携帯ゲーム機について書いていきましょう。

携帯ゲーム機とは

携帯ゲーム機とは常に携帯できるように小型化されたゲームです。

主にコントローラーや画面、本体が一体化されており、基本的に場所を選ばずゲームで遊ぶことができます。

友達とゲームソフトを交換して遊ぶこともできますし、種類によっては通信対戦で楽しむこともできて、TVゲームよりも好きな人が大多数います。

携帯ゲーム機の歴史

携帯ゲームは結構古い歴史があります。

ここでは携帯ゲームの歴史を書いていきましょう。

まず、携帯ゲームが世の中にでた時期は据置型ゲーム機がブームの時期で、1970年代の後半のことです。

一番最初の携帯ゲーム機はアメリカにあるミルトン・ブラッドリー社が、カートリッジ交換式の携帯型ゲーム機「Microvision」というのをリリースしました。

しかし、残念ながらMicrovisionは画面が脆く、すぐに壊れてしまうという問題点があり成功せず。

他にも、一つのデバイスにつき一つのゲームができるゲーム機も登場し、色々な会社から携帯ゲームが発売されることになります。

その後、1980年代に任天堂から「ゲーム&ウォッチ」が発売され、ゲームボーイなどについている十字キーの元となりました。

1980年代の後半、ROMカートリッジ交換型の携帯型ゲーム機が主流になり、たくさんのゲームが登場します。

1989年、任天堂から発売されたゲームボーイが人気になり、携帯ゲーム=ゲームボーイというイメージがつきました。

1999年代の中盤、初代ゲームボーイが認知され始めた時に小さいボディのスーパーゲームボーイなどの携帯性が進化した機種が次々と登場しました。

さらに液晶の技術が進化するにつれて、カラー液晶が採用されたゲームボーイカラーが登場。

元々初代ゲームボーイからスーパーゲームボーイの間に出ているほとんどの携帯ゲーム機はワンダースワンなども含めモノクロ画面でした。

今までモノクロのゲームボーイからカラーになったことで、興奮を覚えた子供達はたくさんいたことでしょう。

その後2000年代に入り携帯ゲーム機戦争に火がつきました。

反射型TFT液晶や反射型FSTN液晶などのカラー液晶が主流になり、スペックだけをみるとスーパーファミコンなどを上回るものがたくさん登場。

ゲームボーイ全盛期では乾電池が主な動力として使用されていましたが、ゲームボーイアドバンスSPがで始めた頃からリチウムイオン電池が採用され、明るいバックライト付き液晶が主流になりました。

2000年代の中盤から、ニンテンドーDSとPlayStation Portableがツートップに君臨します。

また、ニンテンドーDSは携帯型ゲーム機として初のタッチパネルを採用したもので、若い世代からシニアまで広い層のユーザー層を獲得しています。

それに対し、PlayStation Portableは大型液晶画面と高性能マイクロプロセッサを搭載したことによって、グラフィックに力が入ります。

これまで携帯型ゲーム機は任天堂の一強でしたが、PlayStation Portableは同じくらいの人気を誇ることに成功したのです。

激闘の2000年代が終了し、様々なハードが出る中携帯ゲーム機は衰退していきます。

理由はスマートフォンの普及が原因です。

スマートフォンのアプリゲームが人気を集め、携帯ゲーム機で遊ぶ人が少なくなってしまいました。

そして2017年にNintendo Switchが誕生。

今でも人気であるNintendo Switchですが、裏を返せばライバルがいなくなったことによってトップを独占しています。

懐かしいあのゲームボーイの消費電力量は?

いつも乾電池を使って遊んでいたゲームボーイはどのくらいの使用電力量なのでしょうか?

ここではゲームボーイの使用電力量を見てみましょう。

まずは初代ゲームボーイ。

初代ゲームボーイの使用電力量は約0.7Wとなっており、乾電池4本(アルカリ電池)で約30時間の稼働ができます。

表示能力はモノクロの4階調なので、あまり消費する電力量は少ないのかもしれません。

次にゲームボーイポケットですが、こちらの電力消費量は初代ゲームボーイと同じく約0.7Wとなっています。

稼働時間は乾電池2本で約8時間ほどです。

ゲームボーイポケットの次に出たのがゲームボーイライトですが、こちらの電力使用量は0.6Wと下がってます。

稼働時間はバックライトONの時とO FFの時でだいぶ変わります。

バックライトONの時は約12時間。

バックライトO FFの時は約20時間というかなりの長時間稼働です。

そしてゲームボーイカラーですが、使用電力量は約0.6Wで乾電池を2本使用。

約20時間の稼働が可能です。

表示能力は32000色という、当時にしてみればかなり多い数字となっております。

最後はゲームボーイアドバンスです。

解像度は240×160 ドットで表示能力はゲームボーイカラーと同じ32000色。

乾電池は2本使用で、約20時間の可動でゲームボーイポケットから変わらずに長時間可動します。

ちなみに、現在の流行りであるNintendo Switchの消費電力ですが、ゲームプレイ時の消費電力は6Wとなっているので、昔のゲームボーイと比べたら電力使用量は大きいですよね。

バッテリー無しで可動するゲームボーイも作れる!?

乾電池を使わなければいけない初代ゲームボーイからゲームボーイアドバンスですが、実はバッテリーを使わないで遊べるゲームボーイを作ることに成功した人がいます。

その重要なアイテムが太陽光の力を使ったバッテリー。

ノースウェスタン大学の研究チームが任天堂ゲームボーイのデザインを元に太陽光を利用したゲームシステムを制作することに成功したとのことです。

さらに、使用しているユーザーが操作ボタンを押す度にデバイスが電力エネルギーへと変換するシステムを構築。

永遠とゲームで遊べることが実現されました。

もしも、このような自発電できるゲームが発売されることになったら電気代の心配をしなくてよくなりますね。

まとめ

今回のブログは懐かしい携帯ゲーム機について書かせていただきました。

子供の頃に遊んだ携帯ゲーム。

令和の時代でもいまだNintendo Switchという携帯ゲーム機があるので、今後も新しい携帯ゲーム機が登場しそうですね。

その時には電気が必要のないゲーム機が登場していて、環境に優しい玩具になることを期待しましょう。