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ロードバイクの電動変速はとても便利

2024.04.14

暑い夏が過ぎ去ると、次に来るのが秋。

暑い夏が過ぎて、少し涼しくなってきた時に運動不足を解消するために少しでも運動しようという気持ちになりませんか?

でもハードなスポーツは体力的にも厳しいという方も少なくありません。

そんな時におすすめできるのが自転車。

自転車と言っても普通の自転車とは違い、クロスバイクやロードバイクなど趣味になりやすい運動をすると運動不足の解消やストレス解消にもできます。

そんな運動に適したロードバイクにも、ギアの変速が電気で制御できるパーツがあるのを皆さんはご存知でしょうか?

今回のブログでは、そんな電動変速ができるギアについて書いていこうと思います。

ロードバイクって何??

今では人気になってきましたが、そもそもロードバイクってなんなの?という方のために、ここでは簡単な説明をしていきましょう。

ロードバイクは、オンロードを高速で長距離を長時間走るための自転車です。

タイムを競うレースや長距離走行を基本的に目的とされているため、重量も走行感も軽さが特徴です。

元々フレームの軽さだけではなく、空気抵抗や振動吸収性などの要素も計算されて設計されているのですが様々なパーツもあるため、自分だけのオリジナルの一台を作ることもできます。

山を越えたり降ったり、長距離をゆっくり走ったりと運動不足解消もできますし、仲間とレースに参加して楽しむこともできます。

ロードバイクとクロスバイクの違い

自転車は様々な種類がありますが、その中でもクロスバイクというものがあります。

クロスバイクは普段使いとしてよく乗っている人を見かけますが、ここではクロスバイクとロードバイクの違いを書いていこうと思います。

ハンドルが違う

クロスバイクには真っ直ぐになっているフラットハンドル、ロードバイクにはドロップハンドルが装備されています。

フラットハンドルは普段の街乗りで乗り慣れているシティサイクルにも使われているハンドルで、市街地での操作が安心できます。

特に人通りの多い場所で抜群に取り回しがしやすいと言えるでしょう。

逆にドロップハンドルは幅も狭いため、低速では不安定になりやすいのが特徴。

ドロップハンドルでは握る場所によって姿勢が変化する事ができるので、長時間運転する時やスピードをあげたい場所でハンドルの持ち方を変えて対応することができるのも特徴の一つです。

タイヤの太さの違い

クロスバイクとロードバイクにはタイヤのサイズにも違いがあります。

基本的にはクロスバイクのタイヤサイズが32cで、ロードバイクは25c。

ロードバイクは28cや30cを装備したモデルも増えましたが、クロスバイクの方がやや大きいのが特徴です。

大きな違いとして、クロスバイクは対パンク性能が高いものが多く、ロードバイクはスピードを出した時のグリップ力と転がりの軽いモデルが多いのが特徴。

もちろん、ロードバイクもクロスバイクも様々な種類がありますので、あくまで基本的なサイズで見ていただければ幸いです。

ギアの多さ

クロスバイクやロードバイクにはギアの多さも関係しています。

高速で長距離を走ることを前提にしているロードバイクはそれに適したギアが搭載されています。

逆に、クロスバイクでは信号待ちやそこまでスピードを出さないサイクリングを想定しているギアが搭載されているのが特徴。

リアスプロケットにはあまり違いはありませんが、フロントギアとの組み合わせでロードバイクは重めで細かなシフトチェンジが可能な組み合わせ、クロスバイクは軽めな方にシフトチェンジが可能になっています。

どちらもカスタムすればギアを多くできますが、オーソドックスな標準装備であれば上記のギアの違いがでます。

ギアの説明

電動変速機(電動ギア)の話をする前に、そもそも自転車のギアってなんでしょうか?

ここでは、自転車のギアについて簡単に説明しようと思います。

まず、自転車のギアは専門用語で「スプロケット」と呼ばれます。

基本的には後輪の中心にそのスプロケットが付いていて、歯車が何枚か重なっています。

その歯車は内側から外側にむけて小さくなっていくのですが、その小さい歯車から大きな歯車までどの歯車で走るかどうかが選べるのがギア=変速機の特徴です。

ギアを小さいのに変えると重くなる代わりにスピードがノって早くなりますし、ギアを大きいのに変えると、自転車が軽く感じるのに対し、スピードが上がりにくくなります。(漕ぐ力は一定に限る)

脅威の電動変速機!

ギアの簡単な説明を先述しましたが、これが電動変速機になるとどんなメリットやデメリットになるか書いていきましょう。

機械式変速機のメリット

機械式変速機、簡単に書くと今まで使用していたギアの一番のメリットは圧倒的に安いところです。

機械式変速機は1万円台から30万円ほどの幅広い価格帯から選べます。

更に、電動式変速機と比べて温度変化に強く、いかなる環境下でも動作できるためワイヤーなどが切れるなどの問題が起きなければ無理やり変速することが可能。

自分で変速することに醍醐味を得る人は操作している感があるため、愛車と会話しながら運転する事ができます。

機械式変速機のデメリット

機械式変速機のデメリットとして挙げられるのが、日々のメンテナンスが大変な事でしょう。

ワイヤーは消耗品ですので、使っているとノビが発生します。

ノビが起こるたびに変速調整をしなければいけないですし、定期的な交換も必要となりますので、面倒と思う人も少なくありません。

他にも自転車のフレームや内装ハンドルの種類によってワイヤー抵抗も大きくなるため、ブレーキや変速の引きが重くなることがあります。 

電動式変速機のメリット

電動式変速機の一番のメリットは脅威の変速性能です。

機械式ではノビがあるので調整が必要ですが、電動式変速機の場合はワイヤーではなく電気ケーブルのためノビがありませんし、交換頻度も少なくて済むところがとても便利。

一回調整をしたあとは変速調整は不要なので、滅多なことで変速にズレは起こりません。

また、機械式だと前後のギアがどこのポジションにあるかによって、トリム調整の必要性が生じますが、電動式ですとギアチェンジに合わせて最適な位置にトリム調整を行ってくれるため、ギアの噛み合わせを考える必要がありません。

電動式変速機のデメリット

電動式変速機の最大のデメリットはその値段の高さです。

最低でも10万円以上するものがほとんどで、あまりお金に余裕がない人にはお勧めできません。

また、電動変速機は電圧の変化に弱いため、バッテリーの劣化が進んでしまうと変速できなくなってしまいます。

まとめ

このように、ロードバイクのギアに関しても電気を利用するグッズが増えてきました。

家電だけではなく、自転車などの趣味の世界にも電気が使われているのは便利になったと思いますし、需要が増えてくればその分値段も下がります。

しかし、手動で行うことに楽しさを見出す人も多くいますし、電気がなければ便利に稼働する事ができないため、どちらが一方的に良いというのはわかりません。

もし、これからロードバイクを購入しようと思っている方がいましたら、ご自身の環境に合ったものを選びましょう。