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防犯カメラはお金がかかる?

2023.07.02

皆さんは防犯カメラと言うと、銀行や飲食店、お金持ちの家に設置するものをイメージしませんか?

実は、最近の防犯カメラは簡単に入手することができ、一般家庭でも取り付けられている所も増えています。

Wi-Fiなどを利用してご自身のスマホに転送し、いつでも見れるようなものもあるため、お子様のいる家庭やペットを飼っている家庭にも人気です。

そんな防犯カメラについて書いていこうと思います。

防犯カメラとは

防犯カメラのことを知らない人はいないと思いますが、防犯カメラというのは防犯のための監視に用いるビデオカメラです。

基本的に映像の伝送や画像の処理、記録保管などの機能を含めた装置全体を指す場合もあるのが特徴。

犯罪抑止効果が期待できるとされていますが、監視によるプライバシーの侵害、記録の目的外使用などの恐れがあると言われています。

防犯カメラと監視カメラの違い

監視カメラと防犯カメラは同じように捉える人も少なくありませんが、「使用の目的」が違います。

防犯カメラは犯罪の防止を目的として、一軒家やマンション、駐車場やオフィスの入り口などの目立ちやすい場所に設置して、犯罪を防ぐために使用します。

監視カメラは事件が起きた際に必要なもので、事件の細かい映像を取得する目的で設置するカメラです。

また、犯罪や事件が起きた時の情報収集のためだけではなく、地震などの自然災害や河川、ダムの水量計測の監視にも使われています。
”防犯カメラと監視カメラの設置場所の違い”

使用目的が違う防犯カメラと監視カメラですが、設置場所も多少違います。

ここでは防犯カメラと監視カメラの設置場所について書いていきましょう。

防犯カメラの設置場所について

防犯カメラは「犯罪抑制」に使用するカメラです。
そのため、防犯カメラの設置は「目立つ場所」が適当です。

要は泥棒や誘拐などの犯罪するのを防ぐためにあるので、犯人は周りの目を意識します。
その犯人が防犯カメラを見つけたら犯行をしない可能性の方が高いため、設置をすることにより防犯になるのです。

カメラが例えダミーだとしても、目立つところにステッカーなど貼ってカメラを設置すれば、犯罪を未然に防げるという訳です。

監視カメラの設置場所について

監視カメラに関しては、監視や記録をするためのカメラなので、防犯カメラと違い、サイズが小さく作られているのが特徴です。

犯罪の抑止というよりは、事件が起きた後の証拠映像を記録して事件解決に導くのが監視カメラの仕事と言えます。

なので監視カメラにダミーはありません。

よくテレビなどで見ているメディアが公開している犯人の顔や犯行映像は全て監視カメラの映像です。
最近のカメラは性能がかなり良いため、犯人の顔が鮮明に映し出されるようになって事件を解決に導くことが多くなりました。

災害などの映像も、監視カメラによるものが多いので現代社会において必要なものとなりました。

最近のカメラは高性能

最近の防犯カメラや監視カメラは高性能なものも多く、異変を察知したらスマートフォンなどに通知を送ったり、一定範囲を追跡したりする機能などがついています。

また、ご自身のスマートフォンやパソコンに繋ぐことで、離れた場所からリアルタイムで映像を確認できる防犯カメラもあります。
犯罪の抑制以外にも子供やペットの普段の様子を確認するためにカメラを買う人もいます。
外出しているときに様子を見るため、会話やビデオ通話ができるものもあるので、防犯カメラというよりも、家庭内の監視カメラというイメージの方がわかりやすいですよね。

防犯カメラ設置のコスト

防犯カメラを設置…というと、結構な額がかかるイメージがありますよね。

実際はどのくらいかかるのでしょうか?

まずは防犯カメラ本体の価格から書いていきましょう。

防犯カメラ本体の値段

防犯カメラは安価なもので5,000円ほどで売っています。
ただし、屋外に設置するようなものであれば防水機能や赤外線機能などが必須になりますので、最低でも1〜3万は必要になります。

しっかりした業務用の防犯カメラとなると、画質の良さや撮影範囲の広さが関係してきますので、10万ほどは見ておいた方が良いでしょう。

子供達やペットを見守る用であればそこまで画質の良いやつじゃなくでも大丈夫でしょうし、空き巣対策のためであれば広範囲撮影できて、画質の良いものを選ぶ方が良いです。

機能によって値段は様々ですので、ご自身の用途によって選んでください。

防犯カメラの設置費用

防犯カメラの設置費用は、カメラの台数やモニターの有無によって変わりますが、しっかりしたものを設置するのであれば1台につき約10万円が相場となっています。

モニターなども一緒に購入する場合はプラスでお金がかかります。

業者によって値段の相場が変わってきますので、複数の業者に見積もりを出すのが良いでしょう。

自分で設置できるのであればかなりお得ですが、設置場所やアングルのノウハウがないとカメラに死角ができる可能性があるので、DIYの経験が浅い人や、配置の知識があまりない人はおすすめしません。

安価な防犯カメラであれば、簡単に設置できるようなものもあるので、とりあえず付けてみたいという方はそちらの購入をおすすめします。

防犯カメラの電気代

防犯カメラは本体代の設置代の他に電気代もかかります。

とにかく、防犯カメラは電源を付けっぱなしにしなければ意味がないので、月々の電気代が高くなるイメージですが、実はそこまで高くありません。

消費電力自体は一般的な家電製品と大差がなく、カメラ自体の電気代が約50円〜60円前後になります。

データ保存用のレコーダーが月々300円〜350円。
年間で計算したら約4,500円ほどになるでしょう。

防犯カメラを付けたいけど、あまり電気代はかけたくないという方は、他の家電で節電するのが良いでしょう。

ハードディスクの交換代

防犯カメラの種類によってはデータをクラウド保存するものもありますが、ものによってはハードディスクに保存するものもあります。

ハードディスクに保存するタイプであれば、数年に一度交換しなければいけません。
ものによってもかなり変わりますが、一回の交換で大体30,000円ほどはかかります。

まとめ

最近では、街中にも監視カメラや防犯カメラがたくさん設置されていて、安価なものであればインターネットでも簡単に買えてしまいます。

今後、犯罪抑止や解決に導くためにたくさんの導入が増えると予想されていますので、家計に余裕があれば購入を検討しても良いかもしれませんね。