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【引越し前必見】ネット解約はいつまで?手続きの流れと注意点を解説

引越しの際、現在使っているインターネットが新居で使えないケースは多いものです。特に集合住宅から戸建てに引越す場合、回線タイプが変わるため、引き継げないことが多いでしょう。

そのため、引越しを機にインターネットを解約し、新居で新たに契約しようと考える方も多いかと思います。しかし、旧居でのインターネット回線の解約は、いつまでに手続きをすれば良いのかと悩む方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、引越し前のインターネット解約のタイミングや手続きの流れなどについて解説します。

引越し前のインターネットの解約はいつまでに行う?

インターネットの解約は、できれば引越し日の1か月前までに申し込むのが理想的です。なぜなら、解約に伴う工事の日程調整に時間がかかることが多いためです。

特に回線撤去工事は時間がかかる傾向があり、なかでも光回線などは業者のスケジュール調整が難しく、予定よりも遅れることが少なくありません。

また、解約の申し込み期限は契約しているプロバイダーによって異なります。

例えば、「A社:当月20日まで」「B社:当月25日まで」「C社:月末まで」といった具合に差がありますので、スケジュールに余裕を持って対応することが大切です。

こうした事情をふまえると、遅くとも引越し日の2週間前までに、可能であれば1か月前までに解約の手続きを済ませておくと安心です。

インターネット解約が間に合わないとどうなる?

インターネットの解約手続きを申し込み期限までに行わなかった場合、手続きが翌月にずれ込み、翌月分の利用料金が発生する可能性があります。

多くのプロバイダーでは月単位での課金制を採用しており、所定の期限を過ぎると自動的に翌月の料金が請求される仕組みになっています。

なお、解約の申し込み期限が「月末まで」と定められていても、締め日を過ぎていれば、同様に翌月分の料金が請求される場合があるため、注意が必要です。

実際にはインターネットを使用していなくても、料金が発生するのは避けたいところです。

無駄な出費を防ぐためにも、あらかじめご利用中のプロバイダーの締め日や解約条件を確認しておくことをおすすめします。

インターネットの解約手続きの流れ

インターネットの解約は電話一本で済まないことが多く、どう進めたら良いのかわからない方もいるかもしれません。

そこで、解約の手順を4つのステップに分けて解説します。

ステップ1|解約申し込み

まずは、現在利用しているプロバイダーに対して解約の申し込みを行いましょう。なお、インターネット回線の契約先とプロバイダーが別会社の場合は、それぞれに個別の手続きが必要となります。

解約の申し込み方法は、電話・書面・Webサイトなど、業者によって異なります。

契約時に受け取った資料や、各社の公式ホームページを確認し、どの手段で手続きを行うのかを事前に把握しておくことが大切です。

ステップ2|撤去工事の手配・立ち会い

光回線などを通している場合、引越すにあたって回線撤去工事が必要になることがあります。解約の申し込みとともに、回線撤去工事の手配を行いましょう。

集合住宅に住んでいる場合は、回線を残すかどうかが自分で判断できません。管理会社や大家さんに連絡し、回線撤去工事が必要かどうかを確認してみてください。

なお、回線撤去工事は、住人が立ち会うよう求められるのが一般的です。仕事が休みの日など、立ち合い可能な日時で工事日を調整しましょう。

ステップ3|レンタル機器の返却

モデムやルーターなどの機器をレンタルしている場合は、解約時にすべての機器を返却する必要があります。

返却方法は業者によって異なりますが、指定された住所に宅配便で送付するのが一般的です。

解約の申し込み時に、返却期限や方法に関する案内がありますので、必ず内容を確認しましょう。

期限を過ぎても返却されなかった場合や、機器の紛失・破損などがあった場合には、違約金や損害金を請求される可能性があります。

トラブルを防ぐためにも、返却期限を守り、確実に手続きを行いましょう。

ステップ4|料金清算

解約申し込み後、最終月の利用料金が精算されます。なお、この料金が日割りで計算されるか、月額全額が請求されるかは、契約している業者によって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、撤去工事費や違約金、初期工事費の残債がある場合は、最終月の請求にまとめて清算されるのが一般的です。

普段よりも請求額が高くなる可能性があるため、あらかじめ総額を把握しておきましょう。

インターネット解約時の注意点

引越しに伴ってインターネットを解約する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。

これらの点を事前に把握しておかないと、予期せぬ費用が発生したり、新居でインターネットが利用できない状況になったりする可能性もあります。

安心して新生活を始めるためにも、以下の内容をしっかり確認しておきましょう。

新規契約も早めに行う

インターネットを解約するときは、新居で利用するインターネットの申し込みも早めに済ませましょう。

回線撤去工事と同じく、インターネットの開通工事にも時間がかかり、申し込みから1~2か月ほどかかることも多いためです。

引越し後にインターネットが使えない状況を避けるため、できるだけ早く手続きを進めましょう。

引越し先の住所が決まったら、その時点でインターネット回線の申し込みを済ませるのがおすすめです。

また、現在お使いのインターネット回線の速度に不満がある方は、引越しは回線を見直す絶好のチャンスです。各社の通信速度をしっかりと比較して選びましょう。

高速通信をお求めなら、NURO光と同じ回線を使用した下り最大2Gbps(一般的な光回線の2倍)の「エビス光」も選択肢のひとつです。当社の「エビス電力」とセット契約すれば電気基本料金が1年間無料になるため、新生活の通信費・光熱費を大幅に削減できます。

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違約金や残債を支払わなければならない場合がある

インターネットの契約には「更新月」が設定されていることが多く、更新月以外で解約すると違約金を請求される場合があります。

違約金の金額は業者によって異なりますが、1万~1万6,000円程度が目安です。

ただし、2022年2月の電気通信事業法改正により、2022年7月1日以降の光回線の契約については、違約金の上限が月額料金と同額までとされました。

そのため、高額な違約金を請求される心配は減りましたが、オプションの解約金が別途発生することがある点に注意が必要です。

また、2022年7月1日より前に契約している場合は、従来通りの違約金を請求される可能性があります。

契約時に「工事費実質無料」「ルーター実質0円」などのキャンペーンを利用した場合も、解約時の請求額に注意しなくてはなりません。

これらのキャンペーンは、一定期間の利用が条件として設定されており、その期間内に解約した場合、最終月の月額料金とともに残債が請求されます。

提供エリアや設備を確認しておく

インターネットは業者によってサービス提供エリアが異なります。これまで利用していた業者が引越し先でも使えるとは限らないため、事前に利用可能な業者を調べておきましょう。

また、マンションを購入したなどで集合住宅に引越す場合は、サービス提供エリア内であっても工事不可の場合があります。

すでに集合住宅全体で回線が引かれており、それ以外の回線は不可というケースもあるので、前もって管理会社に確認しておきましょう。

繁忙期の工事遅延に注意する

2~4月は引越しの繁忙期です。この時期は、インターネットの契約・解約手続きを行う人も増加します。

インターネット回線の開通・撤去工事も混み合いやすいため、工事が遅延する可能性が高いと考えられます。

インターネットを解約する場合は、できる限り早く申し込みを済ませましょう。

また新居でのインターネット開通工事が遅延した場合に備えて、代替手段を考えておくことが重要です。

まとめ

インターネットの解約には、手続きや工事の調整に時間を要する場合があります。そのため、引越しが決まり次第、できるだけ早めに手続きを進めることが重要です。

あわせて、新居で利用するインターネット回線も、申し込みから開通までに時間がかかることが一般的です。引越し直後からスムーズにインターネットを利用できるよう、こちらも早めに申し込みを済ませておきましょう。

なお、インターネット回線の利用料金は、マンションタイプに比べて戸建てタイプのほうが高くなる傾向にあります。加えて、水道光熱費なども戸建てのほうが割高といわれているため、引越しを機に通信費を含めて、家計を見直してみると良いでしょう。

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