引越しには何かとお金がかかります。「引越し費用が安くなる曜日はないのかな?」と思う方は多いでしょう。結論からいうと、引越し費用が安くなりやすい曜日やタイミングは存在します。
今回は、引越し費用が安い曜日・タイミングとその理由、引越し費用を抑えるコツなどについて解説しますので、「引越し費用が高すぎる」とお悩みの方は、ぜひご覧ください。
目次
引越し費用が安い曜日は?

引越し費用は、需要に応じて変動します。つまり需要が少ないときを狙えば、同じ距離・同じ量の荷物でも、引越し費用を大きく下げられる可能性があるのです。
引越し需要に影響を与える主な事柄として、新生活や長期休みなどがありますが、実は「曜日」も関わりがあります。引越し需要が多い曜日・少ない曜日を把握して、引越し費用削減につなげましょう。
引越しが安いのは火曜日~木曜日
引越し需要が少なく、引越し費用が安くなりやすい曜日は「火曜日・水曜日・木曜日」です。引越しの荷造り・荷解きや新居までの移動などを考えると、「引越し当日とその前後、合計3日は休みを取りたい」と思うのではないでしょうか。
しかし、火曜日~木曜日は週半ばの平日であり、ここで引越すとしたら3日分の有給を消費する可能性が高まります。引越し当日のみ有給を取る手もありますが、荷造りが間に合わなくなったり、引越し作業の疲れが翌日に響いてしまったりするかもしれません。
こうした事情から「火曜日~木曜日の引越しは避けたい」と考える方が多く、火曜日~木曜日の引越し需要が少ないので、費用が安くなりやすいのです。
ほかの曜日の引越し事情
7つの曜日のうち、最も引越し費用が高くなりやすいのが土曜日です。土曜日・日曜日と家族全員が2連休である可能性が高く、月曜日が祝日であれば3連休になります。その分、引越し需要が多いので、引越し費用も高めに設定されがちです。
日曜日も家族全員が休みである可能性が高いため、土曜日ほどではありませんが希望者が多く、引越し費用が高くなる傾向にあります。
月曜日・金曜日は火曜日~木曜日と同じく平日ですが、土曜日・日曜日と組み合わせて連休にしやすいので、火曜日~木曜日と比べると引越し費用が割高になるでしょう。
なお、火曜日~木曜日であっても、祝日が重なっているなどで多くの方が休みの場合は、引越し費用が高くなります。
【曜日以外】引越し料金が安くなるタイミング

曜日以外にも、引越し費用が安くなりやすいタイミングがあります。具体的なタイミングを紹介しますので、さらに引越し費用を下げるためのヒントにしてください。
上旬や中旬
月の上旬~中旬は、下旬に比べて引越し費用が安くなる場合があります。多くの賃貸物件が、月末解約の契約になっているためです。
月末の解約に合わせて引越す方が多く、月の上旬~中旬は引越し需要が少なくなりがちなので、引越し費用も安くなる傾向にあります。
ただし、月初は月末解約した方の引越しが集中し、引越し費用が高くなる場合があります。引越し費用を安く抑えたいなら、月の上旬の中でも5~15日あたりを狙うのがおすすめです。
午後便やフリー便
引越し費用は、時間帯によっても変動します。午前便は引越し業者が来る時間が確定していること、当日中に引越し作業が完了する可能性が高いことから人気です。その分、引越し費用も高めに設定されています。
午後便は、午前便の作業が長引いた場合に開始時間が遅れるリスクがあり午前便より不人気なので、引越し費用が安めに設定されています。
日にちだけ指定し、開始時間を業者の都合に合わせるフリー便は、午後便よりもさらに引越し費用が安いのが一般的です。時間に余裕がある場合は、午後便やフリー便の利用を検討すると良いでしょう。
大安吉日以外の六曜
引越しは新たな生活の始まりなので、縁起を気にする方も少なくありません。結婚式と同じく「大安」や「友引」に当たる縁起の良い日は人気があり、引越し費用が高くなる場合があります。
一方、「仏滅」や「赤口」など縁起が悪いとされる日は人気がなく、引越し費用も安くなることがあります。六曜を気にしないのなら、「仏滅」や「赤口」に引越しすることも考えてみましょう。
引越し費用を安くするための具体的なコツ

引越し費用を安くするには、日にち・曜日・時間帯・六曜以外にも意識したいポイントがあります。特に重要なポイントが、次の3つです。
・複数の業者から見積もりをとる
・大型家具や大型家電のみ運んでもらう
・荷物を減らす
なぜこれらのポイントが重要なのか、詳しく解説します。
複数の業者から見積もりをとる
引越し費用を安く抑えたいときは、複数の引越し業者から見積もりをとるようにしましょう。引越し費用は引越し業者によっても異なっており、同じ日時でも数万円以上の違いが出る場合があるためです。
見積もりが1社だけだと比較対象がいないため、費用が安いのか高いのか判断できません。少なくとも3社は見積もりを出してもらい、費用を比較してみましょう。
相見積もりの内容をもとに各社と交渉すると、さらに料金を下げてもらえる可能性もあります。
「複数の引越し業者とやりとりするのは面倒」という場合は、引越し業者の一括見積もりサイトを活用すると良いでしょう。引越しの条件を入力すれば、自動で複数の引越し業者の見積額が算出されるので、やりとりの手間が省けます。
ただし、一括見積もりサイトの見積額は、あくまでも自分で入力したデータに基づいた金額であるため、実際の見積額とは異なる場合がある点に注意が必要です。
一括見積もりサイトで希望の引越し業者を見つけたら、訪問見積もりを依頼して、正確な見積額を出してもらいましょう。
大型家具や大型家電のみ運んでもらう
大型の家具・家電のみを引越し業者に運んでもらい、他の荷物は宅配便で送ると、全部の荷物を引越し業者に運んでもらうよりも引越し費用が安くなる可能性があります。
運ぶ荷物の量が少なければ、その分引越し費用も安くなるためです。また、宅配便は日時や六曜にかかわらず料金が一定なので、タイミングを見計らう必要もありません。
ただし、宅配便は段ボール1箱ごとに料金が発生するため、段ボールの数によっては引越し業者に運んでもらったほうが安く済む場合もあります。全部の荷物を引越し業者に運んでもらった場合と、一部の荷物を宅配便で送る場合、それぞれの費用を計算してみましょう。
可能であれば、大型の家具・家電以外の荷物を自家用車で運ぶと、さらに引越し費用を抑えやすくなります。
荷物を減らす
先述の通り、荷物の量が多いと引越し費用がかさみます。引越し費用を安くしたいときは、引越しに合わせて不用品を処分し、荷物の量を減らしておきましょう。荷物の量が少ないと小さなトラックで運べるので、引越し費用を大幅に減額できる可能性があります。
大型の家具・家電も、今あるものを運ぶより、新たに買い直したほうが安く済むことがあります。大型の家具・家電を運んだ場合と買い直した場合、どちらの引越し費用が安く済むかを計算してみましょう。
また、大型の家具・家電を買い直す場合は、処分費用まで含めて計算しましょう。リサイクルショップやフリマサイトなどで売却できる場合は、その売上を費用から差し引いて計算します。
まとめ
引越し費用は、移動距離や荷物の量だけでなく、日にち・曜日・時間帯・六曜などでも変動します。
引越し費用を安くしたいときは、引越し需要が少なくなるタイミングに合わせて引越しできないかを考えてみましょう。複数の引越し業者から見積もりをとる、事前に荷物を減らすなどのポイントを押さえることも重要です。
引越しの際には電気やガスなどのライフラインをいったん解約し、新居で新たに契約するため、「このタイミングで安い業者に変更したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
このようなときは、ぜひ「ヱビス電力」をご検討ください。ヱビス電力なら、地域の電力会社よりも、基本料金または従量料金が5%オフで利用できます。もちろん、電気の品質は変わりません。
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